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うちゃのブログ

インド占星術の雑記帳。 「インド占星塾」の掲示板に棲息していた占星術家の、素人目線の研究結果です。学習の参考にご利用ください。

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田中好子さんの出生時間

元キャンデイーズのスーちゃんが死んだ。

というより、

震災で亡くなった方々の慰問に向かった、くらいに私は考えてます。

顔も心も美しい人だったんだな、とニュースを見ながら思いました。
55歳になっても「ちゃん」と呼ばれ続けるアイドル→大女優に、
敬意を表すとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。


こういうニュースが流れると、
出生時間を知りたくなるのが占星術家の性(さが)ってやつで、
さっそく、本田さんと清水さんが、ブログで記事を書いてました。

時刻修正には、すごく長い時間がかかります。
21日に死亡し、22日に大々的にニュースになって、
お2人とも、24日に記事を書いてたけど、
だいたい、こんくらい時間かかっちゃうんだよね。

検証して、結論を出して、投稿した日は偶然にも一致したけど、
2人が特定したラグナは違ってました。

清水さんは、射手座ラグナで出してきた。
本多さんは、牡牛座ラグナで出してきた。

こんなとき、うちゃは、



真ん中を取って水瓶座ラグナと言いたい。(笑)

田中好子のホロスコープ


水瓶座ラグナで検証すると、
仕事に対する熱心さや、チャリティー活動などが読み取ることができました。
冗談半分でまん中をラグナにしてみたけど、なんだよけっこうイイ感じ。

でも、

ダシャーが説明つかない(涙)。

そっか、水瓶座はチャンドラ・ラグナだから、
心情面が読み取れてたってだけか (x.x)


射手座清水説と、本多牡牛説の、両方を見比べてみました。

すると、射手座ラグナのほうが、牡牛座ラグナよりしっくり来ました。
射手座と水瓶座でも、射手座のほうが、しっくり来る。
本多さんも、射手座ラグナの可能性も匂わせているし、
スーちゃんのラグナは射手座でいいんじゃないかな、というのが私の結論です。


 誤解のないように、追記。

私は、本多さんの記事が間違ってるとか、どうこう言ってるつもりではないです。
本多さんは、

>このレクティファイはそれほど詳細に調べたわけではないので断言はする気はない。

くらいのモードで書いてるし、2番候補に射手座を挙げている。
詳細に調べた清水さんの鑑定結果に軍配が上がったとしても、
間違いを恐れず、思ったことをフリーに書いていいのがブログなんだから、
こんなこともあるさくらいに、ニヤリと笑って許してくれると信じたい。

違ってたら修正すればいい。
いろんな意見が出てこそ、みんなが総合的にスキルアップしてくもんだ
と、思うんだ。


清水さんの記事も、本多さんの記事も、
それぞれ独自の切り口で鑑定をしているから、
読むと鑑定力をアップさせるのに役立つはずです。
勉強になる参考記事として、今回はこの2つをセットでお勧めします。

| 鑑定例@有名人 | 00:26 | comments:75 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

田中好子さんではないけど、数日前に江原啓之さんのホロスコープを出しましたよ。
HPから見ると午後12時で出してあり、魚座ラグナでしたが、少し修正を加えてみると、山羊座ラグナでしたv-81

彼の歌の才能や音楽性をみると、金星が機能的吉星の方が納得しました。

| 内山 真月 | 2011/04/28 19:00 | URL |

江原さん

最近はめっきりテレビに出なくなったねぇ。
でも書店ではお元気そう。

| うちゃ | 2011/04/28 22:44 | URL | ≫ EDIT

うちゃさん

テーマを取り上げていただいてありがとうございます。仰る通りスーちゃんのラグナは射手座かもしれません。私のブログの目的はとにかくtry and errorを連続して、その経験の中から占星術のリーディングの腕をあげることです。私のアセンダントも太陽ラグナも射手座にあるので、それは「射手座式占星術勉強法」だと思います。ですからかなり自由に書いています。プラシュナ等も時々あえて行い当てたりはずしたりしています。

ところで私は清水さんに対してライバル意識など少しももっておりません。清水さんはラオ先生の側にいて勉強しているだけに、私などより理論研究面ではるかに進んでいる方です。彼がエリート研究者だとしたら、私は教育現場や鑑定現場での一介の熟練工にすぎません。でもそれぞれの立場、個性、経験に応じた違う占星術の取り組み方があっていいと思っています。まだまだ日本ではインド占星術を本格的に取り組んでいる人は少ないですから、そう言う意味ではうちゃさん、清水さん、秀吉さん等々、みんなで仲良く一緒に研究を進めたいと思っています。よろしくお願いします。

| 本多信明 | 2011/04/29 02:02 | URL |

はずすことを恐れていては、なにも書けないし、はずしたときに、どう対処するかで、そのひとの人間性がわかります。

本多先生は謙虚な方ですし、信頼するに足る方です。

多くの場合アレを見落とした、コレを読み間違えた等、自分のミスをたいしたことのないように言いつくろい、ときには自分自身その言葉を信じ込んでいる方もいらっしゃいます。

少なくても自分はそういったとき、どう対処するかでそのひとの人間性を見ます。

| 通りすがり | 2011/04/29 08:15 | URL |

下手な鉄砲

>try and errorを連続して

tryal and errorは誰だってやっているんじゃない?
それをホームページ上で堂々やる人は珍しいと思うけど。
ふつうはそういうのはこっそり見えないところでやるもんだろ。
密かに技を磨き、完成されたものだけを人前にさらす。
プロってのはそういうもんだ。
違うかい?

熟練工なんだろ?
熟練工なら、自信作しか人様の目に触れさせちゃいけないんじゃないのかい?
納得のいかない駄作は即破棄するくらいの気概がないといけないんじゃないのかい?
熟練工なら熟練工らしくしなきゃ。

書くときは責任をもって書く。
はずしたらどうしてはずしたかを深く反省する。

それがプロってもんだし、熟練工ってもんだろう。
でなきゃ素人っていわれてもしかたねぇよ。
いまさら素人目線でやってますってのも困るよ。

それじゃぁ鑑定料2万円もとれねぇよ。
でも、とってんだろうけどさ。

tryal and errorのうちならまだいいんだけどさ、やりすぎると下手な鉄砲数打ちゃあたるになっちゃうよ。

| 江戸っ子 | 2011/04/29 20:55 | URL | ≫ EDIT

勉強になってます

try and errorという言葉尻だけをとらえるのはよくないと
思います。私は本多先生のブログは面白いとても博識だし、
役に立ってます。鑑定依頼した友人がいるけど、よく当たるって
言っていました。

| 奈津子 | 2011/04/29 22:41 | URL |

オフィシャルな出生時間はまだ公表されていないんだから、どちらが正しいなんてことはまだ断言できないんじゃないかな?今はまだ「このラグナが正しそう」と推測するしかなさそう。

本多さんの説みたいに、牡牛座ラグナが正しそうに見えたってことは、田中さんにとってそれだけ金星や牡牛座が重要だったということだったのでしょうね。

ちなみに本多さんの場合、田中さんの「職業上の強い人気運」を説明するには射手座ラグナよりも、月がヴァルゴッタマ10室にくる牡牛座の方がよく説明できると書いているのですから、もし後になって牡牛座説が間違いでは?と考え直した時は、この月をどう見なおすかということでしょうね。(←べつに牡牛座が間違いとは言ってませんよ・汗)

| ちゃーと | 2011/04/29 23:20 | URL | ≫ EDIT

本当に射手座?

うちゃさんが清水説を支持する根拠は何に?
射手座ラグナだとすると、2室に火星がきます。木星が
アスペクトしているから2室や火星はだいぶ中和されるん
だろうけど、田中さんが言葉がきつい人と聞いたこと
ないです。牡牛座ラグナの方だと、1室金星、2室水星支配
で歌手として考えたらむしろしっくりきますが。
本多説も捨てがたいのでは。

| 権兵衛 | 2011/04/30 00:22 | URL |

根拠

権兵衛さんへ。

私が清水説を押してる最大の理由は、
ヴィムショッタリ・ダシャーがすっきり説明つくからです。
やっぱり私は、ダシャーで人の人生を見てしまうみたい。

2室に火星が在住しているのは、WIKIPEDIAにある

>子供の頃は男の子をいじめるような腕白振りでガキ大将的な存在だったという。

ってところに出てると思いました。
12室と惑星交換してるから、攻撃的なきつさは
影を潜めるんじゃないかと思うんだ。

歌手として考えたら牡牛座ラグナ、という意見については、
思うことが2つあります。

一つは、2室の支配星が11室で最低星位になってて、
さらに太陽に焼かれていたら、
あんなに透き通った声で歌手として成功するのかな、
ってのが疑問に思うこと。

もう一つは、これは人によって見方が違うかもしれないんだけど、
私はスーちゃんって、「余生を役者として過ごした歌手」ではなくて、
「アイドル歌手の役でもっとも成功した、生まれながらの役者」というふうに見てます。

人物像をどうとらえるかで、レクティファイは変わってくる。そこがまた、難しいとこなんだ。


| うちゃ | 2011/05/02 22:45 | URL | ≫ EDIT

試行錯誤は進歩の源泉です

私は本多先生のブログは好きだからあえて言います。「試行錯誤の中から自ら学んでいく」ことの何がいけないんですか?その下手な鉄砲すら撃たない怠惰な占い師が多い現状を考えれば、本多先生が勉強家で博識です。そんなことは先生のブログを読めばすぐわかります。間違っていた時もちゃんとあとで修正していますし。江戸っ子さんみたいに人の言葉ジリをとらえて青臭いあるべき論を言って人を貶めるのはおかしいと思います。
本多さんが読者に有償でサービスしているなら多少は責任はあるでしょう。だけど気楽に書いてもよいフリーブログに対してまであれこれ要求するのは間違っています。それは読者の甘えと無知のなせる業です。水と安全と情報はタダではない筈です。

| 中山 | 2011/05/03 08:23 | URL |

博識?

素人はこれだから困る。

博識と雑学の違いもわからない。

西洋でも、中国でも、インドでも、手相でもいいから、ちゃんと勉強してから彼のブログを読んでみなよ。

どれひとつとっても中途半端だぜ。

あるいはその道の専門家に聞いてみてもいい。

だれもがそういうぜ。

素人がド素人あいてに商売をしているってな感じだぜ。

だいたいだれも「試行錯誤のなかで学んでいくことが悪い」っていってないんだよ。

試行錯誤なんてぇもんは、だれでもやってることなんだよ。
かってにやりゃいいんだよ。

「その下手な鉄砲すら撃たない怠惰な占い師」もいるにはいるんだけどよ、そんなことは倫理的にやっちゃいけないって思ってんのも多いんだってば。

それをやっちゃぁおしまいだって思ってんだってば。

素人目線ならいざ知らず、いくつも教室を抱え、多くの人に教えたり、高い料金とって鑑定をやってんだろう?

それだったら、試行錯誤なんですと開き直った安っぽい記事を連発しないで、もうちょっとましな記事書けないかなっていってんだよ。

じっくり練った記事を書いて、あたらなかったり、どうも違うようだったら、それに対する真摯な反省があってもいいんじゃないかっていってんだよ。
同じ試行錯誤をやるにしてもさ、その質をもうちょっと上げろっていってんだよ。

熟練工なんだろ?

今回に限ったことじゃないんだよな。

安っぽい記事を連発するってのは、玄人向けじゃないんだよな。
なにも知らないド素人向けだ。

繰り返すけど、素人がド素人あいてに商売をしているってな感じなんだよ。

少なくとも、インド占星術をプロモートしているふうには見えないってこった。

インド占星術をネタに、何も知らない素人さんのクライアントをいろんなところで大募集中ってなかんじだな。

でもまぁ、それに喜んで食いついている人がたくさんいるようだし、こうなっちゃもうしかたがねぇんだけどさ。

お幸せにとしかいえねぇやな。

だからこれは批判じゃない、お願いだ。

お願いだから、もっとちゃんとした記事を書いてくれって。

じゃなかったら、それはもう商売目的以外ではあり得ないんだから、そうやってインド占星術で大々的に商売するのはもうすこし控えて、そのぶんもうすこしまじめに勉強してくれって。

インド占星術の一ファンからの切なる願いだと思って聞いてくれって。

| 江戸っ子 | 2011/05/03 09:02 | URL | ≫ EDIT

極端な意見!

>もうちょっとましな記事書けないかなっていってんだよ。

相変わらず汚い言葉使いですね。ましじゃないと言うのなら読まなければいいだけの事じゃないですか。
なにか本多先生に恨みでもあるのですか?

>熟練工
本多先生は豊富な教育経験、鑑定経験をお持ちですよ。あなたの言っている熟練工って古い昔堅気の「職人」のことでしょう。ナンセンスですね。

>素人がド素人あいてに商売をしているってな感じなんだよ。

私のようなド素人が素人さんから教えていただいてありがたいと感じているなら、他人がとやかく言う問題ではないでしょう。玄人への教育を求めている人は玄人向けの大先生から習えばいいし、まだ義務教育も終えていないと思えば、本多先生みたいに懇切に教えていただける先生につけばいいのでは。商売と言うのなら、江戸っ子さんみたいにお金も払わずあれこれ要求する方が間違いです。あなたの言うことは極端すぎますよ。


| 中山 | 2011/05/03 09:58 | URL |

>私のようなド素人が素人さんから教えていただいてありがたいと感じているなら、他人がとやかく言う問題ではないでしょう。

だからお幸せにっていってんだよって。
あんたにはそれ以上いうこたぁない。

だからこれからの人のために書いてるんだってば。

だいたい占星術をやっている人がブログとかホームページを書くってのは、集客かプロモートが目的なんだよ。

このうちゃのブログのように占星術のプロモーションだけを目的をしているところもあれば、自動占いサイトのように集客だけを目的としたところもあるんだな。

ふつうはそのバランスをとっている。

やっかいなのは、占星術をプロモートするふりをして集客を大々的にやっているところだって。
そういうのは、見る人が見ればすぐにわかる。

そういうのは、人が集まるようなサイトにたくさんアカウントを持ち、記事をやたら頻繁に更新して、集客に余念がないんだな。
それは、インターネットマーケティングの鉄則だ。

でも、なんたって内容がない。
内容を犠牲にして更新頻度を優先している。
そもそも、そんなに知らないで書いているから精度が低い。
でも、試行錯誤だって書いちゃえば何でもOKだ。
ド素人はわからないから飛びついちゃう。

しかし、ド素人がたくさん読んでくれればそれでいい。
マーケティングのターゲットは、何にも知らないド素人さんだからだ。
ド素人向けの教室しかないからね。
だから気にしない。
んでもって、マーケティングは大成功だ。

でもさ、それって占星術にとってはけっしていいことじゃないってことはわかるよね。
それは、精度の低い情報が氾濫することだってことくらい、わかるよね。
占星術のプロモーションにはなっていない。
でも、最初から占星術のプロモーションが目的でないからどうでもいい。

そういうことがどうしてわかんないのかな。
だからド素人っていってんだよ。

せっかくのゴールデンウィークだからさ、もっと有意義に過ごしたかったんだけどさ。

| 江戸っ子 | 2011/05/03 10:51 | URL | ≫ EDIT

占いもまたビジネス

>占星術をやっている人がブログとかホームページを書くってのは、集客かプロモートが目的なんだよ。

そんなの当たり前でしょー。そんなこと言ったらどの占い師だって同じです~。つまり江戸ッ子さんは占いで商売をするなって事が言いたいわけ。それではすべてのプロ占い師とぶつかるって。

あなたに質がどうのこうのえらそ~に言うほどインド占星術を見る目があるの。言葉使いや表現力からすると、かなり頭悪いし思い込みが強すぎ。回数を重ねて視聴率を上げることだって才能じゃないの。建前論はいい加減にして欲しい。

インド占星術は商売抜きで純粋であらねばならないのですか?そういう考え方って純粋に見えてかえって危険です。きれいごとを言う人ほどカルトにひっかかるんだよね。占い師の間ではインド占星術にそういうネガティブイメージがあるってことご存じですか。その方がよほどインド占星術のイメージを下げてます。

| プロ占い師 | 2011/05/03 11:55 | URL |

悪いけど、奈津子さんも中山さんも、

「本多さんが好きだから」
「本多さんのブログは私にとって勉強になるから」

という「個人的」な理由で本多さんを援護するのは、
正直いって逆効果だと思います。
傍から見れば、単に本多さんの信者さんにしか見えませんからね。

確かに江戸っ子さんの意見には反発もあるでしょうが、
「なるほど。そういう見方もあるんだなあ」
と受け入れる姿勢が無いと、それこそ言葉尻を追っかけるだけの不毛な議論に陥ります。

この記事は一度削除されたこともあるのですから、もう少し客観的な立場で、穏やかな態度でのご発言をお願いします。

| ちゃーと | 2011/05/03 12:03 | URL | ≫ EDIT

中山奈津子プロ占い師さん

だれも「占いで商売をするなって」いってないじゃない。

せっかくのゴールデンウィークだからさ、もっと静かに賢明にすごそうよってば。

せっかくの休みをのんびり楽しく過ごしたいみなさんの邪魔になっちゃなんだからさ、おりゃ、もうおりるからな、この議論からさ。

中山奈津子プロ占い師さん、たっしゃでな。
師匠の轍を踏まず、りっぱな占い師さんになんなよ。

| 江戸っ子 | 2011/05/03 12:31 | URL | ≫ EDIT

>江戸っ子様

通りすがりと言います。

江戸っ子さんの意見も一理あると思いますが、


>西洋でも、中国でも、インドでも、手相でもいいから、ちゃん>と勉強してから彼のブログを読んでみなよ。

>どれひとつとっても中途半端だぜ。

こういった意見を述べられるなら、具体例を出して、どこがどう中途半端なのか、説明するべきではないのでしょうか?

| 通りすがり | 2011/05/03 12:59 | URL |

話を原点に

分かりました。気をつけます。もともとテーマの論点は「田中好子さんのラグナが射手座か牡牛座か」
ということでしたね。それを江戸っ子さんが変な方向に論点をずらしたのでこんな展開になりました。
私もそういう議論に乗ってしまったことを反省致します。江戸ッ子さんが話を蒸し返さない限り、私も
話を原点に戻そうと思います。

| 中山 | 2011/05/03 13:13 | URL |

もう書かないと言っときながらなんだけどさ、これが本当に最後だからって。

>きれいごとを言う人ほどカルトにひっかかるんだよね。占い師の間ではインド占星術にそういうネガティブイメージがあるってことご存じですか。(プロ占い師)

それってさ、アー○フ、ア○チ、サイ○○、ロードマイト○ー○ーを信んじている人たちが多くやっていたり、そういったところを経由してきた人たちが多かったりするってことだろ。

そういう人ばっかりじゃあないけど、たしかにそういう人たちが比較的多いとこなんだろうな。
そのせいでインドはめいいっぱい敬遠されている部分ってあるよな。

でも、それが逆によく働いている部分もあるんだぜ。
つまりよ、それが参入障壁となって、他分野から重商主義的な占い師たちがかんたんに参入するのを防いでいるんだ。

中国占術や風水なんか見てみろよ。
あっちなんかだまし合いみたいなことを延々とやってんだぜ。
だまされた方がバカなのねぇってなところでさ。
セミナーの金額も一日でん万円とかして。
それが使えるならまだいいけど、使えないものばっかりだったりでさ。
もち、まじめな人もいるにはいるけどさ、少数派よ。
全体としては重商主義による収奪システムとなってしまってるってとこだ。

それに比べるとインドはさ、平和なもんだった。
すくなくともこれまでは、、、

サンクチュアリーみたなところだった。
みんなのんびりそこそこ正直にやってこれたんだ。

でもさ、あああ、やっぱり書いちゃうんだけどさ、そこへきて空から重商主義というフルメタルジャケットを着た男がパラシュートでおりてきたんだ。

そして、インターネットマーケティングとかさ、出版とかさ、文化センターとかさ、あらゆる重火器をあたりかまわず照射しはじめたんだな。
みんないちころよ。

でもさ、1999年に東西占星術研究所の羽田さんが現れたときのようにさ、勉強熱心でさ、斬新な記事をどんどん発表していたら、「あっ救世主が現れた」てとこだったんだろうけど。

「ええ、なに、それがどうしたのよ」ってなもんばっかり書いてさ、たくさん教室開いて鑑定もたくさんして、いつ勉強やら研究とやらをやってんだって。
それでいて宣伝はいままでのだれよりもどこよりも派手にやってんのさ。

「なーんだよー、これでインドのサンクチュアリも終わりかよー」って失望感がぱっと広がったんだよ。

不文律のサンクチュアリが破られ、重商主義による効率的な収奪がついにインドでも始まったと思ったのは、おれだけじゃなかったはずだって。

後に続くものが出てこないことを祈るのみだってば。

そういうことをいいたかったんだって。

これで打ち止め!!

| 江戸っ子 | 2011/05/03 21:14 | URL | ≫ EDIT

江戸っ子さん。
えーと、そのがっかり感は共感できなくもないです。
ただし、私がその感情を持ったのはもっと別のサイトだったりします。

何せど素人なもので。ど素人が素人になるためには、それなりの段階が必要です。
いろいろな記事を読むのは勉強になってます。
商業占いの場合、鑑定人を選ぶのは、依頼人自身に責任があるとも考えてます。

| ichi | 2011/05/03 23:46 | URL | ≫ EDIT

人気ブログ

本多さんのブログは軽い所も多少あるけど、うちゃのブログ同様人気ブログです。
江戸っ子さんは本多さんのブログをけなすのなら、もっと質の高い人気ブログを
自ら立ち上げてみせるのが本筋ではないでしょうか。陰でこそこそ悪口を言うのは
男らしくありません。

| ニーチャ | 2011/05/04 01:18 | URL |

脱宗教

えっ、東西の羽田って有名なオ○○カルトじゃん。
江戸っ子さんはそんなんと関わってたのか?
ただの占いおたくと思ってたけど、そりゃ危
険人物だな。

| サンガ | 2011/05/04 02:58 | URL |

江戸っ子さんは、本多さんのとこに乗り込んで、
一対一で話し合いに行けばいいのではないかと。
それ以上でも以下でもなく、周りが何を言おうと不毛なのでは。

>ニーチャさま

江戸っ子さんは本多さんのブログを重商主義的なプロモーションと見ているようなので、
それを超える人気ブログを~となると自ら重商主義的なことをするともいえてしまうので、
その方法はちと的外れかもしれません。
※お気を悪くされたらすみません

| えこ | 2011/05/04 04:09 | URL | ≫ EDIT

アナクロニズム

インターネットマーケティングが重商主義ですか。なんて時代錯誤なことを仰る。それじゃあ、スカイプ講義とか占いコンテンツをやる人はネット資本主義の権化ですか。

江戸っ子さんは本多さんの所に単身乗り込む勇気はないでしょうね。本多さんのサイトを批判するのはいいでしょう。と言って、自分で清水さん、東西、アストロナインレベルのサイトを立ち上げる器量もない。それでは単なる負け犬です。ハンドルネームを使って、陰でこそこそ他人の悪口を言うだけなら誰でもできる。ああしてくれ何してくれと叫ぶだけの依存症ですな。

| 藪医者 | 2011/05/04 09:20 | URL |

いろんなサイトを見ていて常にいろいろ思う事はありますけど、批判される人の名誉もありますし評判を下げてしまうと営業妨害にもなってしまいます。
他者を批判すると自分が批判される恐れも生じます。
何十万もぼったくりとなると警告は出されるべきだと思いますが、そうでなければ依頼者の自己責任の範疇であると考えています。
今回の話題でのうちゃさんの態度のように和やかなものが見る人に安心感を与えているのではないでしょうか。

ヒンドゥー教の教えとつなげることでは権威であるラオ先生の姿勢も考えられるべきだと思います。

本田さんのブログは、世事に通じていらっしゃることから記事としては良く書けていて面白い部類だと思います。
技法的には欲を出せば不満を感じる部分もあるでしょうけど、企業コンサルタントをされていた経験からか社会占星術であるマンデーンの記事は鋭いという印象があります。

本題である有名人の鑑定は、ブログの話題としては楽しく扱いやすい面があるのは事実ですが、ほとんどが自己満足に終わっています。
私は清水さんが警告を出す以前から信用していませんでした。
有名人の検証が正しいだろうかどうかはその人が実占がどれだけできるかがもっともよい判断材料です。
ある程度情報がそろっている有名人の鑑定は後付けで検証するだけなので、全く未知の人を読むのに比べたら難しくないです。
鑑定の集客に効果があるのは鑑定例を載せるか公開鑑定をすることです。
時刻修正の相場である一万円の別料金を取れるものかどうか判断したいですから。
ラオ先生の本ではマンデーン以外の有名人でも時間が分からないので、超能力者のヨーギ・カルベ氏に頼んで教えてもらったらしいものが載っていました。
ラオ先生ほど鑑定経験があれば風貌だけでも瞬時に出せそうにも思います。
ラオ先生でもできないことがそんなに簡単にできるものなのかと考えてしまいます。
ましてや分割図や秒単位の修正ができるのはよほどの実力者だろうと思います。

技法的なことでは、チャラダシャーメインでラーシの修正をしろというのは少し大げさではないでしょうか。
それができるのはよほどのジャイミニ使いです。
ナクシャトラリーディングも当たらないとは思いません。
インド人と日本人では鑑定の視点が違う部分もあって、ラグナの修正にも関係するナクシャトラリーディング星座リーディングをするかどうかの姿勢の違いにも出ていると感じています。
私は本田さんがこう言ったから清水さんがこう言ったからといって、何も疑わない姿勢を好ましく思っていません。
私は田中さんのラグナは射手座の方が納得いきそうですがホリエモンのラグナは蟹座を押します。
ラオ先生のところの情報価値は高く有益ですが、私の判断では一つも逃さずになにもかも正しいとはしていません。
先生につく事を必ずしも勧めないのは自分の頭で考えなくなりやすいからです。

| オベロン | 2011/05/04 09:28 | URL | ≫ EDIT

正直私も、江戸っ子さんの指摘には同感するところもあります。本多さんのブログは、ご本人もおっしゃるように、あくまで初心者向けの軽い内容ばかりですからね。ただ、重商主義かどうかまではわかりませんが。。

江戸っ子さんに問題があるとすれば、その発言を何の関係もないうちゃさんのブログでしたことだと思います。そして江戸っ子さんを批判する人も、その点では同罪だと思います。やりあうなら別の場所でやった方が良いと思います。

あと気になったのですが、プロ占い師さんのように相手の文章を見ただけで「かなり頭悪いし思い込みが強すぎ」と断言したり、サンガさんのように、江戸っ子さんが東西のサイトを見ただけで「江戸っ子さんはそんなんと関わってたのか」と関係者呼ばわりしている点です。これらは何の根拠もない、非常に極端な発言だと思います。また藪医者さんも、「ネットで活動するのが全て重商主義」などと江戸っ子さんは書いてませんよ。彼の2番目の発言をもう一度読み直してください。相手の意見をちゃんと「理解」した上で発言するのが、議論する上で当然の義務だと思います。小学生レベルの罵り合いはStopしましょう。

| ちゃーと | 2011/05/04 09:54 | URL | ≫ EDIT

オベロンさんには自己の経験に基づいた有益な発言をした頂き、読んでいて心が洗われました。

>私は本田さんがこう言ったから清水さんがこう言ったからといって、何も疑わない姿勢を好ましく思っていません。

>ラオ先生のところの情報価値は高く有益ですが、私の判断では一つも逃さずになにもかも正しいとはしていません。

これ重要だと思います。
ラオ先生だって時刻修正を間違えることはありますからね。

| ちゃーと | 2011/05/04 10:01 | URL | ≫ EDIT

ちゃーとさん>
とんでもないです。
こちらも中立的で透明な印象のある、ちゃーとさんの考え方を伺うことができ収穫でした。

| オベロン | 2011/05/04 12:06 | URL | ≫ EDIT

私のブログのコンセプト

皆さんのご意見よく分かりました。結論から言うと、「金儲けそのものが悪である」という古いキリスト教価値観と「健全なる資本蓄積は神の御心に叶う」とするピュリタニズムのような価値観の違いが存在すると感じます。江戸っ子さんだけでなく1990年代からインド占星術を学ばれた方と私とは概ねそのような考え方の違いがあるようです。

私の前歴は経営コンサルタントです。そしてマネジメントに関してはドラッカーの信奉者です。ドラッカーの基本的な経営哲学は「顧客が事業を決定し、顧客が品質の要求レベルを決める」ということです。「軽い」と批判される私のブログもそういう哲学をもとにして自らがそのポジショニング(位置づけ)を決めたことです。

ドラッカーによれば、事業の定義は①市場と技術の環境、②自らが使命とするもの、③自分の強みの3点です。これがうまく適合すれば事業は成功するし、失敗すれば事業は失敗します。もちろん何をもって成功、失敗かはさまざまな定義があり、一元的なものではありません。

私がブログを立ちあげたのは2006年からです。その当時はインド占星術のHPやブログと言えば。インド占星塾、Astrodiary,ポールの占星術、東西占星術研究所、アストロナイン位しかありませんでした。テキストも少なく講座は単発か通信教育位でした。インド占星塾のJOAの記事はあまりに初心者には難しい内容に映りましたし、通信教育のテキストもよくできてはいますがこれだけではなぁという思いでした。インド占星術はよく当たるし勉強したいと言う人は多いのに何で日本で普及しないんだろうとよく思ったものです。結局、専門能力の高い人達のみが熱心に勉強をしているだけなので、初心者初学者には難しすぎて馴染めないんだなという結論にその時達しました。

「顧客が製品価値を決める」というのがドラッカーの基本概念です。インド占星術を学びたいという人はけっこう多いけど、それにふさわしい教育機関がない。そして自分のその時のインド占星術の力量も初学者レベルを少し上回る程度ではある。ならばそれならそこへ今迄にない製品・サービスの供給をしてやればいいじゃないかという判断でした。その結果できたのが今のブログです。だから仰る通り初心者向けのやさしい内容が中心です。金儲けを始めから意図したものではありません。金儲けが目的なら始めから占星術はやりません。もっと効率的に稼げる商売はたくさんあります。

それはサンクチュエリにインド占星術を楽しんでいた時代の方とは衝突するかもしれません。でも初心者向けだから出鱈目なのかと言う事はそんなことはないと思います。初心者向けの教育をしたらそれがインド占星術の堕落につながるとも思いませんし、そうならないように自分なりに気をつけているつもりです。たとえば堕落につながりやすような宝石療法、ムフルタ等々御利益的な部分は一切講義をしていません。マントラ効果も特に肯定否定もしないスタンスでいます。最低でも3年勉強しなければ占いブース等で有料鑑定するなとも言っています。

目新しい派手な技法を使わなくても基本を大切にしましょうということをコンセプトにしています。その基本とはどこまでの事を言うのかそれは様々な考えがあるでしょう。その基本をお前は本当に自家薬篭中のものにしているかと言う点になると反省はあります。私の反省点、学習目標はそこにあります。口でこそ言ったことはないですが、インド占星塾の本・通信テキスト・ラオの赤本青本は3回繰り返して読みました。東西のテキストと単発の講習会はよく出ましたし、ラオ本も20冊近く読んでいます。鑑定の都度基本原則の確認と検証をしていて、そのメモはノートで10冊は越えています。それが守秘義務の立場からブログ等に公表できないのがつらい所です。ですから勢いどうしても公表されているスポーツ、芸能ネタに頼らざるをえないのが現状です。楽だからという理由ばかりではありません。頻繁に書いていると本当にタネ切れになる時がよくあります。そんな時は若い時に勉強した手相の事などを書いています。昨年末にバワンに行って勉強したのもそうして勉強したことが我流に陥っていないか確認したかったからです。

ですからベテランの方々が期待しているような高等技法、目新しい情報は今現在の私の知識能力経験時間ではできません。もっと高いレベルの情報がみたければ、そちらの方を見ていただくしかありません。私は万能であることはできません。ですからそういう大先生に対する対抗意識はまったくもっていませんし、逆にコンプレックスもありません。

でもブログを立ち上げてからもう5年程立ちました。「事業の成功要因は環境が変われば失敗要因にもなる」というのがドラッカーのコンセプトですから、私のブログも少しイメージチェンジが必要になったのかなという思いはあります。でもド素人が素人になり、素人が半プロになりそれが専門家になるには時間がかかります。それは長い目で見ていただきたいと思います。

江戸っ子さんがいくら批判しても絶対に曲げられないことがあります。ブログのアクセス数を増やしそこから注文を得るというスタンスはどのような批判を受けても変える意思はありません。なぜならそれは私の生活に関わることだからです。量産体制をとりながらその中で如何に品質を高めていくか、如何に効率と品質の両立を図るか、どこの企業も抱えている経営課題は、同時に私のブログの課題でもあります。でもそれは正直言ってとても苦しい難しい課題です。なにはともあれ今後とも勉強は続けますので、よろしくお願い致します。

| 本多信明 | 2011/05/04 12:44 | URL |

視察に来ました

現在、コメント欄におきまして非常に高濃度の議論が充満しております。ただちに進退に影響が出るレベルではございませんが、専門知識のある方々が最善の対応をしておりますので、一般の方々は10キロ圏内から退避し、近づかないようにしてください。

| うちゃ | 2011/05/04 13:21 | URL | ≫ EDIT

うちゃ総理へ。
こういうときこそリーダーシップを発揮すべきときではないでしょうか?!

| 野党 | 2011/05/04 14:35 | URL | ≫ EDIT

顔の見えないインターネット(12室)
陰口(8室)
論争(6室)

ああ、ここにはドゥシュタナが渦巻いている!

そんな中でのうちゃさんのユーモラスな中和、さすがです。(笑)

うちゃさんのブログということもさることながら、
田中好子さんの記事にこのような論争が続くことは、田中さんに申し訳ないような気もします。
まず、田中さんにお詫び申し上げたい。

| えこ | 2011/05/04 15:36 | URL | ≫ EDIT

お会いします

本当にドゥシュタナ現象ですね。それではこう提案します。

江戸っ子さんをご存じの方、私は拒否しませんから直接会うよう取り計らって下さい。もっと不勉強な占い師、もっと薄い内容のサイト、詐欺まがいの占い師はいくらでもいるのに、殊更に公開ブログで名指しで批判されるのは不愉快です。ですから2人でじっくり話し合うことを望みます。

それで少なくとも12室と8室の問題は解決します。6室(論争)は私と彼との間の問題として処理すればうちゃのブログの話題からはずせます。

そうすれば、ここは「田中さんの出生時間」の検討の場に限定でいます。いかがですか、うちゃ総理!

| 本多信明 | 2011/05/04 16:44 | URL |

リーダーシップはないけれど

そろそろ、みんな解散して、
普通の女の子&男の子のブログに戻りましょう。

でも、しばらくたったら、
こういう議論は、また繰り返されるんだろうな。
普通なままじゃいられない、平和な日々は続かない、
田中好子だけに。

| うちゃ | 2011/05/04 21:25 | URL | ≫ EDIT

どうやって人を選ぶか?

25キロ圏内からのコメントです。

ichiさん
>商業占いの場合、鑑定人を選ぶのは、依頼人自身に責任があるとも考えてます。

それはある意味正しいんだけど、それをどうやって判断させるかだよね。判断材料に何があるだろうか?
たぶん、クチコミとブログで書かれてることから本人を見抜くこと位になってくるのかな?

騙される方も悪いというのは一理あるが、どこか良心的なことも占い師側にあればいいような気がしますね。僕は素人なんであまり良いアイデアは無い。(インドって結構綿密な感じで手間もかなりかかりそうだからなぁ。)

うちゃさん
>こういう議論は、また繰り返されるんだろうな。
いつここが荒れるかは占えるんじゃないでしょうか?何となくそう思うんだけど。

そりゃ こんなHNを付けてるもんですから、ある程度どのくらいの腹なのかわかるんですがね。

| 8HRa,Ve(R)魚+12H月蟹ヴァルゴッタマ | 2011/05/05 16:34 | URL |

最後には気合と運かも…。

8HRa,Ve(R)魚+12H月蟹ヴァルゴッタマ さん

>たぶん、クチコミとブログで書かれてることから本人を見抜くこと位になってくるのかな?

 それより以前に、「占い師に縋りたい」「何とかして欲しい」「良い事を言って欲しい」「もやもやしている」
 っていう、いわゆる思考停止時に占いって受けるもんじゃないなーと思います。

 そいういう時のアドヴァイスって聞いてないし。
 ある意味自助努力の気合が入っている時でないと、人のアドヴァイスって自分に入っていかないのではないかなと。
 自分のことは自分で何とかしようという覚悟がある場合、占い師の腕がへっぽこでも真摯さがあれば、意外と役立つのではないかなとも思っています。

 誰に会うかも大事ですが、相性とタイミング、受ける側の準備態勢も大事かなーと。

 それって、占い師に限らずカウンセラーや医者や教師など、関わる人全てに言えることですが。
 
 究極は運、かもしれません。
 あまり悪徳な占い師にあたらないようクチコミやブログなどで事前調査して、後はもうハズレも覚悟して当たってみるしかないかなと。
 
 とにかく、自分自身の事に思考停止したり、欲張りすぎちゃダメってことで。
 答えになってなかったらすみません。

| ichi | 2011/05/05 21:47 | URL | ≫ EDIT

なにか書かないといけないかな?

なにやらえらいことになってますね。

なんか私も書かないといけないかなと思ったりして、
普段はこういうところはそもそも覗かないし、
覗いてもほとんど痕跡を残したりしないんだけど、
今回ばかりはなにか書いた方がいいのかと思いました。

まず、デリーで清水が書いています

で、第一声は、チャートさん、オベロンさんの意見に賛成!

>私は本田さんがこう言ったから清水さんがこう言ったからといって、何も疑わない姿勢を好ましく思っていません。

>ラオ先生のところの情報価値は高く有益ですが、私の判断では一つも逃さずになにもかも正しいとはしていません。


私は別に「ラオ教」を広めているわけでないので、こういう姿勢は当然ですね。

大賛成です。

K.N.ラオは「科学」としての占星術に向き合ってます。
というか、占星術にもともとあった科学としての地位を復活させることにこれまでの人生を費やしてきたと言ってもいいでしょう。

90年代、ACVA(米国ヴェーダ占星術協会)に招かれるままShr.K.N.ラオがアメリカ・ツアーに頻繁に参加したのも、「アメリカ人は証明できることならなんでも信じる」とShr.K.N.ラオ自信が信じていたからでした。そして、アメリカで認知されたものは世界でも認知されるというアメリカの影響力に注目していたからでした。

Shr.K.N.ラオは、MITなどの有名大学で講演会を積極的に開き、占星術が科学であることを強く主張して廻りました。
Shr.K.N.ラオは、学問の世界(学会)に占星術で殴り込みをかけるつもりだったのです。

後でShr.K.N.ラオからそれを聞いて知ったとき、そんなでかいことをShr.K.N.ラオは考えていたんだ!と私は驚きおののいたのを覚えています。

ところが気が付いてみると、Shr.K.N.ラオを招聘していたアメリカ人占星術家のほとんどは、占星術が科学であるかどうかはどうでもよく、どれだけ多くのクライアントを彼らが主催するセミナーとかワークショップなどに集めることができるかばかりに腐心していることにShr.K.N.ラオは気が付きました。

そして、アメリカに行くのをやめました。

Shr.K.N.ラオを招聘していたACVA(米国ヴェーダ占星術協会)は、ヴェーダ占星術を発展させる組織というよりも、ヴェーダ占星術家の利益(既得権益)を守るための組織であったことに気が付きました。

(日本原子力○○協会みたいなもんだったのかも知れません)

実はポールを日本に招いていたとき、ポールから日本ヴェーダ占星術協会を作ったらどうかと言われたことが何度かありました。

でも、私はあまり乗り気にはなれませんでした。

だれひとりとして力量があるといえるような占星術家がまだ育っていない日本で、そういうのを作るというのはやはりどこかに既得権益化の臭いを感じたからでした。
つまり「早い者勝ち」の論理を確かなものにするための道具です。

中身がないのに組織を作るというのは、中身がないのに箱物を作りたがるどこかの国の官僚に通じますよね。
目的は既得権益化しかありません。

実はACVA(米国ヴェーダ占星術協会)もそうだったのかも知れません。
おそらく時期尚早だったのでしょう。

ACVAの初期のメンバーのほとんどは、BVラーマンからタイトルをもらい(買い)、Shr.K.N.ラオはそれを批判をしていました。
彼らはその後、ACVAのボーディング・メンバーや先生としての地位を半永久のものとしています。
既得権益化してしまっている部分があるのは否めません。
Shr.K.N.ラオらは、ACVAは「そういう組織だ」と断じていました。

はなしがずいぶんそれてしまいました。

なにを言いたいのかというと、占星術が科学であることをなによりも強く主張してきたのがShr.K.N.ラオだということです。
そして、占星術が科学であることに誰よりも強い自信を持っているのがShr.K.N.ラオという人です。

だから検証できないことは対象としません。

例をあげるなら、前世はどこか? 来世はどこか? 
このようなことを知る方法は古典には載っています。
でも、バールティヤ・ヴィッディヤ・バワンでは決して扱いません。

なので、私などがいまさら言うまでもないことですが、
みなさんも、みなさんご自身で検証をする姿勢をいちばん大切にしてください。
だれがこういったから、とかではなく。

ただそうは言っても、「ラオ先生は~です」というはなしが日本にはけっこうあります。
そして、勝手にラオ先生のイメージが一人歩きしているところは少なくないように私は感じます。

そういうとき、違うものは違うんだよと言った方が良いんだろうなと思うことがあります。

これもたとえば例をあげると、
「ラグナに自信がないときはヨーギーカルベにラグナを聞いてみる」
というのは、実はラオ先生はほとんどしません。

ビル・クリントンのラグナでほぼ全米のヴェーダ占星術家と意見が違ったとき、
アメリカ人が信頼をおいているヨーギーカルベも
「乙女座ラグナだと言っている」
と言った程度のはなしです。

そんなはなしは、けっこうあります。

次に、ナクシャトラ・リーディングについて。
ナクシャトラ・リーディングは、もう日本である程度広まってしまっているのでしかたがないんだろうし、実際、私が遠隔授業を通して日本に紹介したジェームズ・ケラハーの十八番でもあります。

それにサインの象意を重視してリーディングをする方法も昔から西洋占星術などではけっこう盛んなようですし。

だからそれ自体を否定するつもりはないです。

ただ、ラオ式の占星術を教えるつもりで、知らないうちにナクシャトラ・リーディングとかサインの象意を重視したリーディングを教えている人がいると、教わる方も「ラオ先生もそういうリーディングをするんだ」と思ってしまうのは問題であろうと思います。

だから、「ラオ先生は、そういうリーディングはしないよ」と言っておかなければいけないかな、と思っています。

なんたってShr.K.N.ラオが「Don't do that」と言っていることなので。
やはりShr.K.N.ラオのやり方を学ぼうと思っている方にとっては必須情報であろうかと思います。

最後に、占星術師を選択するうえで、占星術師がが何を考えているのかというのは、結構重要だと思います。

それは、目的といってもいいかもしれません。
結局、その人は何をしたいのか?

私の場合、先にも書いたとおりの「大きなこと」を考えているShr.K.N.ラオが大変好きです。

そしてShr.K.N.ラオがやろうとしていること、すなわち占星術を科学として発展させることに、私なりに意義を見いだし(つまり共鳴し)、少しでもお手伝いができればと思い、何を血迷ったかはるばるインドまでやってきて、学習と研究に多くの時間をいままで割いてきました。

日本で占星術をいままでどおりやることもいいのですが、結局、私はそれに満足できず、いまの道を選びました。

それは、私がインド占星術とShr.K.N.ラオの可能性をそれだけ強く信じていたということなんだろうと思います。

しかし、こうやっていつまでもインドにいるわけにもいきません。
蓄えも少なくなってきました。
日本に帰ってなにをやりたいのかについて、そろそろまじめに考え始めなければなりません。

でも、やはり占星術のリサーチの場を日本において確立することしかないんだろうなと、思っています。

それができるかどうかというのは、正直いって実にビミョウなところです。

中国占術の友人から言われたことがありました。
占星術のリサーチは金にならないから難しいと。
そう、まず資金の問題です。

そして、というかなによりも力量の問題です。

でも、逆にそれができなければ占星術をやる意味がないとまで自分で考えるようになりました。
まあ、そこまである意味で自分を追い込んでいる部分もあります。

でも、これは残りの人生を賭けてやるのにふさわしいことだろうなとは思っています。
できるかどうか、それは私にはわかりませんが、ここまできてしまったら、信じてやるしかないだろうなと思っています。
それに、BVBの先生や友人だって手伝ってくれるでしょう。

以上、私の意見とスタンスを一部簡単に一部だらだらと書かせて頂きました。

あと、私的には、ここの一連のレスは消去した方がいいと思います。
江戸っ子さんの意見を中心に、まずみっともない。
議論の方法にもっと威厳というか品格があったほうがいい。
こういうやり方では、たとえまんがいち一理あるとしても、
弊害の方が多くなるんじゃないだろうか。

| 清水俊介 | 2011/05/05 22:45 | URL | ≫ EDIT

>ichiさん
おっしゃるとおりだと思いますよ。:-)
その状態の時って、概して 自分の持ってる答えに対してお墨付きが欲しいみたいな願望で接することも多い時期ですからね。これでは難しいですよね。

| 8HRa,Ve(R)魚+12H月蟹ヴァルゴッタマ | 2011/05/05 22:59 | URL |

清水俊介さん>
お忙しい中貴重なご意見ありがとうございます。
ラオ先生に対して少し誤解していた部分はあったかもしれません。
本などで確認したことを書いていたのですが、私の発言も先行したイメージを与えてしまっていたかもしれません。
今後は慎重に発言するようにします。
ACVAと対立したのは、アメリカで盛んな心理分析やニューエイジ思想と結びつける姿勢を批判したからではないかと想像していました。
ラオ先生は揉め事を好まないそうですが、他の人を批判するような部分もあるようですから。
「カルマ アンド リバース」や「星を見つめる聖者たち」という本もあったのですから、昔は少しは霊的なものも扱っていたとは思います。
ですが最近は科学を前面に出した姿勢に切り替わったなと感じていました。
占星術は科学という断言した言葉にこれから学習していく勇気を与えられました。
やがては人の運命とこの世界のあらゆる謎が解ける希望が生まれました。
清水さんの今後の活動を期待いたしております。

| オベロン | 2011/05/06 02:28 | URL | ≫ EDIT

清水さんに質問です

清水俊介さん>
ついでで申し訳ありません。
俗に「グル・チャンダラヨーガ」と呼ばれているものがあり、日本ではよく知られています。
これは古典に由来があるものなのですか?
ざっと古典を調べても今の所見つかっていません。
古典には惑星でないラーフとケートゥを含めたヨーガはないんじゃないかと推測しています。
もしないのならカーラサルパヨーガと同様に捏造されたものではないのですか?
日食の時に母親に不安をさせないようにラオ先生は気を使っておられていたようですが、子供が100パーセント犯罪者になるなんて言うべきことなんでしょうか?
また自殺者が出てしまうほどの不安にさせるような古典の直訳を戒めておられます。
これほど悪く言われたヨーガは他にありません。
日本では悪いイメージが一人歩きしているように感じます。
木星とラーフがコンジャクションしているだけで犯罪者 裏切り者 人格異常者 性的に奔放などの稚拙な解釈が氾濫しています。
獅子座と蠍座の5室 蟹座と牡羊座の9室の木星が凶星と関係すると、PACにおいて支配星と在住星とカラカが何重にも傷がつくことになるので実占的な意味は確実にある事は確認できます。
例えば堀江氏の場合、ラグナでなく少なくとも月から見て9室支配星がラーフと接合し6室にあり火星にアスペクトされ、9室支配星と9室のカラカが4重に凶星の影響を受けさらに9室へ火星のアスペクトがあり5重に9室が傷つきます。
ラグナが蟹座だとするとさらに2倍に9室が傷つくとも言えます。
年長者に敬意を持たずに法の目をかいくぐり企業買収を仕掛けた事と法廷の場での争いが読み取れます。
ですがPACを無視しヨーガがこうだからという解釈のみをしてこのヨーガを悪く言う人は多いです。
もしよろしければこのヨーガが知られるきっかけとなったラオ先生に聞いて頂けませんでしょうか?

| オベロン | 2011/05/06 03:11 | URL | ≫ EDIT

グルチャンダラ

グルチャンダラ・ヨーガを持ってるインド人は、
非常に高い確率で犯罪に手を染めてると思います。
詐欺・窃盗が日常茶飯事の国で、このヨーガは強く作用するはず。
でも日本人の場合は、その手前で止める人が多いようです(実際は、私が見抜けてないだけかもしれませんがw)。

| うちゃ | 2011/05/06 17:36 | URL | ≫ EDIT

スーちゃんスゲー

ところで、みんながこんなに熱くなるのは、
スーちゃんの人気というか、
スーちゃんだからこそ、こんなに真剣な投稿が並ぶんだろうな
ってふうに、思いました。

これがスーちゃんじゃなくて小向美奈子だったら、
こんなにみんな熱くならかなったんじゃないかな。

実は、小向美奈子さんのホロスコープもね、
本多さんは独自にレクティファイしたホロスコープを
ブログで紹介してるんだけど、
でも私は、2ちゃんねる情報(牡牛座ラグナ)のほうが正しいように思えたのさ。
で、これを紹介して、レクティファイの難しさについて記事を書こうかなって思ってたら
スーちゃんのことがあったんで、書くことを変更したわけ。

どう思う?
小向美奈子のスレッドに、こんなたくさんコメントが来るだろうか。
   え?今は盛り上がりすぎ?

| うちゃ | 2011/05/06 17:59 | URL | ≫ EDIT

うちゃさん>
それはPACを絡めたものか単に木星とラーフがコンジャクションしているインド人を対象に調べたものか、それとも単にインドでは窃盗が多発しているということからの単純な確率論ですか?
私はインド人ではなく日本人に対して、PACを絡めない単に木星とラーフがコンジャクションしている視点からことあるごとに調べています。
凶悪犯罪を犯した人や性的な奔放な芸能人などほとんど関係性は見つかっていません。
グルチャンダラヨーガと連呼する人は実際の犯罪でない政策の方向性の問題からネルー首相などの僅かの例のみを取り上げて強調しています。
収賄などをおかした政治家を対象としていません。
ラオ先生は悪く言っていますけど、ジット・クリシュナムルティはネルー首相と会見後に学者のような態度で真剣に事に当たっていて誠実な人物だと逆に誉めています。
ガンジーに対しては一人だけをインド独立の英雄に祭り上げる事は戒めています。
本当に日本でよく見られる鑑定のように犯罪者と断言できるほど正しいなら、木星とラーフがコンジャクションしている視点で7割や8割ぐらいの率で現れないとおかしいです。
1972年後半と1979年から1980年生まれの人の犯罪者数が異常に多いという統計も取れるはずです。
子供ができにくいという解釈には疑問を持っていません。
1972年と木星山羊座の1973年の未婚率は高く少子化の影響を与えています。
現在では木星とラーフとケートゥの関係では宗教や精神的な事に熱心になるという点では正しいと考えています。
であるから返って道徳的なものの考え方をすることが多いと考えています。
しかしラーフには現代的という象意があるので伝統や慣習に従わない傾向があるので、新しく生まれた教えを信じる傾向があります。
本田さんのブログにも書かれていましたけど、伝統や慣習に固執した人の偏った視点から必要以上に悪く言っているのではないかと思います。
始めの頃はラオ先生の先生が言っていることだから正しいのだと疑っていませんでしたけど、最近はグル何とかヨーガと聞くたびに、お前は汚らわしい汚らわしいと罵られているようで気分が悪くなります。
これから勉強を始めた方もほとんどが疑っていないだろうと思います。

コメントに関しては場違いなのは分かっています。
今の疑問は自分で調べてブログを作って発表するつもりでいました。
ですがせっかく清水さんが来られてラオ先生への先行したイメージに関しての意見を頂いたところなので、直接お聞きした方が正しい情報が得られると思いました。
今回のようなブログでの有名人の出生時間に関してはいつも見ていて意見はあるのですが、他の人の意見を否定するのはまずいかななどと遠慮している事が多いです。
この記事のコメントも落ち着いたら私は消した方がいいと思います。
優先させるべきなのはここでの本田さんの名誉の問題だと思います。
本田さんの誠実な姿勢も知る事ができ良かったのですが、滅多に見られない清水さんの有益なコメントなどは各自保存すればいいと思います。
私のコメントは削除していただいて結構です。
必要な事は自分のブログを立ち上げて発表しますから。

| オベロン | 2011/05/06 19:50 | URL | ≫ EDIT

ぐるちゃん♪

ぐるちゃんたちって、
普通なら人目を気にしてやんないようなことを
躊躇せずにやってのける傾向があると思う。
インド人だったら、犯罪に走ってもおかしくないと
オールドデリーを歩いてるときに、ふと思ったことがありました。それだけです。
でも、日本人で、火星や土星の影響のないぐるちゃんなら
思い切りの良さがプラスに働くことも多いと思う。

ラオ先生の本に書いてあったことだけど、

5室の支配星である木星が
ラーフとコンジャンクトしていて
火星か土星のアスペクトorコンジャンクトがあると、
(日本よりも子沢山で治安が悪いインドにおいて、)
子供の中の一人が犯罪に手を染める

というのは、100%当たると言われれば、そうかなって気もします。
でもこれは、あくまでも推測。
私は、これに当てはまるホロスコープに出会ったことがありません。
木星が5室の支配星で、ラーフとコンジャンクトしてて、
火星や土星にアスペクトされてるホロスコープは見たことがあるけど、
いずれも独身(あるいはまだ子供)でした。

5室にぐるちゃんがある人で、
子供が産まれない例は
複数見たことがあります。


場違いのコメント(質問)だけど、
もうここまで来たら特例法を設置しますので、
なんでもありでいいですよ。
でも、清水さんがこの被災現場から
すでに退避してる可能性もあるので、
返信なくてもあしからず、ってことでお願いします。

| うちゃ | 2011/05/06 22:12 | URL | ≫ EDIT

一言だけ・・・

うちゃさん、いつも楽しく拝見してます。…友人として一言だけ。
有名人鑑定(特定のブログではありません)に載っている3人に、聞いたことがありますが、分まで合っているものはなかったです。(うち1名はラグナは合ってましたe-267
何が言いたいのかと言うと、結婚や出産などの客観的な事実だけでなく、「噂」「疑惑」「スキャンダル」そういった嘘も検証材とされているという事実があります。占う人側が悪人と思って鑑定したら、結果は極悪人になってしまいます。ですが、事実は真逆だったりする事も少なくないのです。
「それで食べてる人もいる訳だから、腹も立たないけど、子供にはしなくていい苦労をさせたな」って言っていた言葉が印象的でした。
有名人鑑定を否定する気はありません。ただ、情報をすべて鵜呑みにせず、検証をすることが必要じゃないのかなって思います。特に有名になればなるほど…傷つく人もいるのですから。
私のコメントは後で削除頂いて構いません。レベル7の地域に素人が立入ってすいません。

| とん | 2011/05/06 22:13 | URL | ≫ EDIT

オベロンさん>

とても研究熱心なオベロンさんの卓見はいつも勉強になります。

> 俗に「グル・チャンダラヨーガ」と呼ばれているものがあり、日本ではよく知られています。
> これは古典に由来があるものなのですか?
> ざっと古典を調べても今の所見つかっていません。
> 古典には惑星でないラーフとケートゥを含めたヨーガはないんじゃないかと推測しています。
> もしないのならカーラサルパヨーガと同様に捏造されたものではないのですか?


もともと5月いっぱいで帰国するつもりでデリーの家にある古典を含む書籍の多くを日本に郵送してしまいました。
しかし、今回の地震と秋のビサリアジのセミナーの件もあって、結局インドの滞在を延長することにし、いま「しまったー」とあわてているところです。
そういうことでして、手元に古典などの書籍がないので調べることができません。
だから記憶をたどって書いています。

たしかにオベロンさんがおっしゃるとおり、Ra/Keが絡んだヨーガというのは古典ではほとんど見かけませんね。

この件についてShr.K.N.ラオに問い合わせたところ、次のような返事がありました。

「D.V.Subba Raoがラーフが絡むヨーガの本を書き、1985年、私に手渡された。(ラーフによって)傷ついた木星と配置の良くない9室の支配星に関する研究を発表するまで、その本の内容をあまり信用していなかった。」

ということで、やはり古典には記載されていないヨーガのようですね。

> 子供が100パーセント犯罪者になるなんて言うべきことなんでしょうか?

これについては、うちゃさんが図らずも次のように指摘されているとおりだと思います。

>詐欺・窃盗が日常茶飯事の国で、このヨーガは強く作用するはず。
>でも日本人の場合は、その手前で止める人が多いようです(実際は、私が見抜けてないだけかもしれませんがw)。


つまりデーシュ(場所)、カーラ(時代)、パートラ(個人)です。
これら3条件を考慮してリーディングを柔軟に変えなければいけないということです。
なぜパラーシャラデーシュ(場所)、カーラ(時代)、パートラ(個人)を強調したのか?
それは同じヨーガであっても、その出現の仕方がこれら3つの条件によって大きく変わってくると言うことだろうと思います。

たとえばアメリカの連続殺人鬼のホロスコープを見ても、惑星のコンビネーションやPACだけでは、なぜその人がそのような凶暴性を発揮するに至ったのかは、簡単に説明できません。
もしその人が日本に生まれていたら、エンジニアやテクノクラートになっていたかも知れません。

そんな例はいっぱいあります。

やはりアメリカという、最初の結婚も、2度目の結婚も、半数近くが破綻するという文化的土壌を無視することはできません。
子供たちの多くが親からじゅうぶんな愛情を受けることなく成長していきます。
親元を巣立ってから一度も親に会うことがないような一生を送る人も少なくありません。

家族という単位がここまで破壊されると、たとえば子供の死を意味するバラリシタ・ヨーガの意味も変わってきます。
アメリカでは、バラリシタ・ヨーガは子供の死という意味の他に、親の離婚で苦しむ子供も表すこともあります。

これらは現代的な解釈です。

このように、デーシュ(場所)、カーラ(時代)、パートラ(個人)によってヨーガの解釈も変わってきます。
このことをまず念頭に置かなければいけません。

ですから、「子供が100パーセント犯罪者になる…」の問題にもどるなら

① ほんとうにそういう結果になるのかは誰にもわからない。
  デーシュ(場所)、カーラ(時代)、パートラ(個人)で結果が変わる。
  だからいつでもどこでもリサーチは必要なのです。
  もっといえば、リサーチのない占星術の実践というのは有害無益でさえある。
② もし万が一そうであったとしても、それを言うべきかどうかについてはとても慎重に判断しなければなりません。
 言うとしても誰にどういうタイミングでいうのか?
 というとても大切な問題があります。

だからのバランスをとることがいつも大切なんだろうと思います。

つまり、子供のそういう悪い傾向については一定の警告や注意を与えるにとどめ、子供の良い面についてもっと親が積極的に関与し伸ばしていけるように助言する。

だれにでも良くないところや良くない時期があるし、同時に良いところや良い時期もあるものです。

そのバランスをうまくとって相談者を勇気づけることができるなら、占星術の存在価値はあるといえるんじゃないかと思います。

そして、BVBのリサーチも、たとえば「12H」の研究もそうですが、「12H」は古典では悪い解釈しかありませんが、現代においてはもっと良い解釈はないだろうか?という視点で行うことが多いようです。

たとえば、現代では12Hは「外国での成功」とか「病院勤務」、「投資」などの解釈もあります。
損失とか出費ばかりではありません。

こういう研究を進めていくことで、古典を学ぶだけではわからりにくかった相談者の長所や集中すべき分野を容易に見いだすことができるようになります。

そしてこのような研究成果は、リーディングにおいて相談者を打ちのめす方向ではなく、勇気づける方向で必ずや役立っていくはずです。

あと、Shr.K.N.ラオはたとえば性犯罪者のパターンなどの、悪用されかねないコンビネーションについては誰にも言わないようにしているようです。
授業のなかでたまに言及することもありますが、口外をしないようにと念を押されることがあります。
占星術は両刃の剣なので、誤った使い方をすると多くの人を深く傷つけかねません。

そしてもっとも大切なことは、「相談者を決して恐怖させてはいけない」ということだとShr.K.N.ラオは常々いっています。

何を誰にどういうタイミングで言うべきかについて、以上のようなことを念頭において慎重に判断する癖をつけるべきなのでしょう。

> 年長者に敬意を持たずに法の目をかいくぐり企業買収を仕掛けた事と法廷の場での争いが読み取れます。

なるほどー、だから蟹座ラグナ説を主張されるのですね。

でも、彼の評価については意見が分かれていますね。
私も、彼はそれほどの悪人なのだろうか?という気がします。
たしかに人が聞きたくないようなことを平気で口にする。
露悪家であることは間違いなさそうです。
でも、ほんとうに犯罪者・悪人といえるほどのワルなのだろうか?
彼くらいの憎まれ口を叩く人は欧米ではたくさんいます。

なので私の場合はファクト・ベースで、どれだけの事実がホロスコープとダシャーで説明できるかを重視して双子座ラグナ説を採ることにしました。

とくにチャラダシャーはきれいに出ているので、それなりに自信があるのですが…。

それに対してヴィムショッタリ・ダシャーは分割図をいじり始めると日が暮れるし、なんとでもいえると言えなくもありません。

なので私は最近はチャラダシャーをかなり重用しています。

> ですがPACを無視しヨーガがこうだからという解釈のみをしてこのヨーガを悪く言う人は多いです。

インド占星術の特徴は、まずヨーガ、そして次にダシャーでしょうね。

そしてヨーガを評価するにあたっては、まずPAC(というかヨーガの前にPACだわさ)、そして次にデーシュ(場所)、カーラ(時代)、パートラ(個人)

そして、ダシャーだろうと思います。

極論を言えば、インド占星術はすべがダシャーに収束していきます。
ダシャーがすべてといってもいいほどです。
ダシャーが変われば、外見も性格もすべて変わるのです。

だから、たとえヨーガができていても、ダシャーがその結果をもたらしていなければダメなんです。
グルチャンダル・ヨーガは、ラーフと木星のダシャー(MDやAD)にその結果がおもにもたらされるといいます。
その点もきちんと確認しないと。

ダシャーできちんと説明できないんだったら、やはりもう一度疑うべきなんではないだろうか…。
なので、私は蟹座説を捨てました(しつこいですね)。

> 現にグル メッセンジャーを気取り私を神への反逆者として断罪してきた者がいます。

これは問題外ですね。

そして欧米に多く見られる傾向です。
つまりグル(師匠)を演じてしまうということです。

そこまでいかなくても、インド占星術でスピリチュアル・ガイダンスを行う人は少なくない。

インド占星術はむかしむかしヴェーダの時代にアンギラス・リシの大学でアパラヴィッディア(実学)として教えられてきたそうです。
パラヴィッディア(宗教・哲学など)ではなく、アパラヴィッディア(実学)なのです。

形而上学的な問題を扱うためのものではありませんでした。
占星術でスピリチュアル・ガイダンスができるのは、ヨーギーが占星術を使うときだけです。

| 清水俊介 | 2011/05/06 22:53 | URL | ≫ EDIT

科学的 統計

"科学的"視点からコメントしときます。

科学的という言葉って実はマジックワードなんですよね。実際にできるのは実験科学と同じで統計的に優位な差が出せるのか?ということです。占星術のことだったら、北海道の警察が星座別自己統計による傾向の違いを発表していることや海外でも同種のことが行われているけど、その位のことは示せるかもしれませんね。

>木星とラーフがコンジャクション

手計算で見てると出生図でおおよそ7,8年に一度生まれる組み合わせなんでしょうから、その世代が他の世代より有意に犯罪率が高いか位は統計を取れば出てくることでしょう。でも、それ以上のことは示せないですよ。

ラオ氏がどのような意図で科学を意識してるのか知らないんですが、統計の専門家と手を組んでやらないとなかなか科学的という言葉が上手く機能しないと思いますよ。少なくとも実験科学がどうやって科学として成り立っているのかよく理解していかないと苦しいところです。たぶん、長年のいろんな人の声で同じようなことをいってる人はいるでしょう。

| 8HRa,Ve(R)魚+12H月蟹ヴァルゴッタマ | 2011/05/06 23:40 | URL |

科学とは

僭越ながら清水がひとつ書かせて頂きます。

占星術に最も強硬に異を唱えてきたのは物理学者たちでした。

だから、8HRa,Ve(R)魚+12H月蟹ヴァルゴッタマさんのいわんとしていることはよくわかります。

統計とか言い出すと、統計学を厳密に使っている人からいろいろクレームが来てしまうのは仕方がありません。

でも、人文科学とか社会科学とかいう言葉もあります。

科学といってもいろいろあるようです。

つまり、科学であるかどうかというのは、何を扱うのかではなく、どのように扱うのかで決まり、その手法はかならずしも実験物理学的なものでなくてもいいんじゃないでしょうか。

私は、科学の条件として次の3点があるのではないかと思います。
そして、インド占星術はその条件を満たしていると思います。

法則性: 法則があること
再現性: 法則は一回限りではなく、何回でも再現できること
汎用性: しかも、インドだけでなく外国でも使えること

Shr.K.N.ラオがリサーチコースでやっている検証作業は、まさにこの条件の検証です。
そして、これら3条件が満たされているのなら、科学の仲間に入れてあげてもいいのではないかと。

しかしせっかくの機会ですから、ここではもう一歩踏み込んでみましょう。

Shr.K.N.ラオは「占星術は科学であると同時に、それを越えたスーパーサイエンスである」ともいいます。

これはどういうことなのでしょうか?

私は次のように考えています。

たとえば、建物の倒壊で人が死ぬかどうかの問題を考えます。
科学は統計学を積極的に使いますが、統計学は平均値に着目します。
そして個体差や個性は、誤差と見なされてそぎ落とされてしまいます。
だから、どんなにコンピューターが発達して建物の崩壊モデルの精緻化が進んでも、結局、平均値の話から出ることがでません。
最初から個体差や個性を見ないので、たとえば同じ条件で家が倒壊しても、なん%の人が死ぬかもしれないとはいえても、なぜある人は生き残り、なぜある人は死ぬのかを説明できません。
それは煎じ詰めれば、個体差、個性の問題だからです。
科学は個体差や個性をまだ扱うことができません。

これは、アルキメデスと亀のジレンマに似ています。
コンピューターなのどの発達によってアルキメデスがいくら亀に近づくかのように見えても、決して亀に追いつくことはできないのです。
亀が歩いている道とアルキメデスが歩いている道がそもそも違うからなのです。

そして、個体差とか個性というのは、インド占星術でいえば、カルマです。
科学はまだカルマを扱えるところにまで到達していません。

その一方、インド占星術は最初からカルマを扱う科学であって、この点、いまの科学を凌駕しているといえます。
なので、スーパーサイエンスなのです。
個体差を見事に描きだすことに成功しているのです。

そんな感じですかね…。

| 清水俊介 | 2011/05/07 00:19 | URL | ≫ EDIT

清水さんコメントありがとうございます。

おおよそ科学という言葉をどのように使っておられるのかなんとなく分かりました。実は、科学者と占い師の間で、言葉の定義が違うということは普通にあることでそれは恐らく清水さんも経験されているかもしれません。

社会科学も統計を使ってるけど、先ほど書いたような使い方(北海道の警察の例)に近いと思ってます。ただ人文科学といわれればそう言えるかもしれませんね。不幸にもそちらの分野はあまり知らないので断言はできないのですが。

ご指摘の3つの要素はかなり大切ですね。どうやって定量的に示すのか?というところが先程の統計の話とつながってるところなんです。だから僕が科学と言ってた言葉には人文科学は意識してなかったことを正直に申します。

社会科学や経済も含めて「複雑系」を扱ってる分野はかなり個を意識しています。また、個体差の問題は生態学の方では扱われていて、「フィンチの嘴」 を読めばその辺はよくわかります。嘴の大きさ(進化学では形質といいますが、清水さんのおっしゃるカルマと捉えてもらえばわかりやすいと思う。)で餌が取れなくなって、その生死を分けたことを研究した例などものってます。余談ですが、この本は面白いですよ。ちなみにピューリッツァー賞をとってる本でもあります。これらの分野というのは厳しい指摘があったとかかれてた物理学者が科学とは違うと言いやすい分野でもあります。

| 8HRa,Ve(R)魚+12H月蟹ヴァルゴッタマ | 2011/05/07 01:31 | URL |

研究方法論について

西洋占星術での有名な科学的研究はミッシェルゴークランの統計的研究です。彼は5万人の生年月日時刻、場所、人生経歴を集めて統計的検証を行いました。例えば「俳優と木星の関係」の統計的研究では、俳優の木星配置はケーデントハウスに集中するということを立証しています。彼の研究成果を受けてジョン・アディーが従来のハウス概念とは違う組み立て行ったのが調波の研究です。これは統計的研究でありません。調波とはインド占星術の分割図に似た概念ですが、似て非なるものと言えます。詳しくは石川源晃先生かジョン・アディーの原著をお読み下さい。

科学的とは何かと言えば、亡くなった小室直樹氏がこういう事を言っていたのが印象的です。科学的とは① 事物の観察を行う ②そこから見られる特徴から仮説の構成をおこなう ③ 仮説の構成に沿った形でデータの収集をする ④ データ分析によって仮説の検証を行い法則化する、というプロセスである。

そして小室氏はこんなことも言っています。社会科学系の学問の中では、①の最も優れた学問は「人類学」、②の最も優れているのは経済学 ③の最もすぐれた学問は「心理学」である。政治学はそのすべてに駄目な発達の遅れた学問である。しかし、社会科学の中で、そのすべてに優れた学問は存在しない。それぞれの分業体制でよいのではないかとも言っています。なぜ政治学が科学として、特に統計的な研究に弱いかと言うと意思決定プロセスに他者や社会のからの影響が強く介在するからです。国際政治の大きな決定要素はアメリカ大統領の考え方です。しかし、「アメリカ大統領の腹の中」についての統計的研究ではできません。私は占星術はこの政治学に近い性質のもので、統計学ではない独自の研究方法論の確立がまず必要だろうと思います。ラオ先生の方法論もなるほどと思いますが。、他の立場からの科学的検証もありうる筈です。

従来、人文科学系の中で一番科学的と言われたのは実験心理学です。それは科学的=統計的検証という立場からのものです。しかし今はだいぶ状況が変わっています。非科学的な政治学に対して科学的に臨もうとしたのが「行動科学」と言われるもので、典型的なものはパブロフの条件反射です。生物の行動はすべて単純な「刺激→行動」により説明されうる。遺伝より生後の習慣により性格は決定されるという極端なもので、「人間機械論」と呼ばれています。この試みにより政治学はかなり進歩したのですが、民族、宗教、言語、価値観といった各民族固有の要素を扱う事には見事に失敗しました。
アメリカがイスラム諸国の意思決定プロセスをどうしても理解できないのは、こうした「個」を無視した従来の学問のあり方とある意味で関係します。

最近は脳研究の発達により、心理学分野でも認知心理学、トランスパーソナル心理学が発達し、少しづつ「個」の要素を尊重する傾向が生まれつつあります。因果関係だけでものをみない。相互依存関係、相互からの働き掛けでものを見ていくという考え方、研究の方法も進んできています。生物学分野でも同様です。例えば、「花と昆虫の関係」」というのは典型的な相互依存関係です。花は単独では生殖ができないので介在する存在が必要になります。それが花の蜜を求める昆虫、ミツバチ等です。ですから花はその昆虫達を引き寄せるために甘い香りを発散させ、甘い蜜を提供できるように自らの存在を変えていかないと生物種として生き残ることはできません。そして蜜は昆虫が生存するために不可欠の栄養素です。このありようは従来の因果関係では説明できません。

私がここで言いたいことは、占星術の科学的研究を言うなら、こういう進んできた人文社会科学の研究方法論をもう少し取り入れた方がいいと言う事です。こういう点は、現実にはいい加減な西洋占星術分野ですが、ある種の真面目な研究者の方がむしろよく取り入れています。なぜなら西洋占星術はインド占星術に比べてハウスシステムが不完全なので、それを補うためにいろいろの方法論をむしろ積極的に開発する必要にせまられているからです。

| 本多信明 | 2011/05/07 07:49 | URL |

学際性

あともう一つ、インド占星術がスーパーサイエンスであるもうひとつの側面は、その高い学際性(interdisciplinarity)にあると思います。

ほとんどあらゆる分野に適用できるその汎用性の高さは、従来の科学を凌駕しています。

たとえば、医学

医療占星術という分野は、実は占星術のなかで一番遅れている分野なのですが、それでも子供が生まれるタイミングについてほとんど完成の域に達した研究といえるんじゃないかと思います。

昨年、インドで「占星術と子供の出産に関する医学研究」に予算が付いたというはなしを聞いたことがあります。
画期的なことです。

そのほか、占星術を使った寿命疫学の研究はいくらでも可能性はあるでしょう。

そして歴史学

時代考証において占星術は大いに力を発揮するでしょう。

たとえばアクバル帝の命によって執筆された年代記『アクバル・ナーマ』などにはアクバル帝の誕生日などが記載されていますが、同時にホロスコープも併記されてあるわけです。

誕生日とホロスコープを比べると、誕生日が間違っているのがわかります。

敵やライバルが占星術を用いて呪詛をかけるのを嫌い、わざと違う誕生日を記載していたことがわかります。

しかし、こういう事実には歴史学者は気が付きません。

そのように間違った誕生日をわざと公表することは、今日でもとくに政治家の間では行われているようです。

ねえみなさん、占星術を使った坂本龍馬の考証学など、考えるだけでもわくわくしません?(もし可能ならば、ですが)

そのほか、政治学、国際関係学、防災学、経済学、教育学、福祉学、犯罪学などなど、その応用範囲は無限です。

しかも、共通のパラーメーターを使って議論できるので、文字通り学際的な、横断的な研究の広がりが期待できるんじゃないかと思います。

いっとき、学問のたこつぼ化が問題になり、関連のありそうな異分野を寄せ集めることで学際的な研究を推し進めようとした動きが大学などでたくさんありましたが、なかなかうまくいきませんでした。

研究分野が違えば、方法論も違うからです。

でも、共通の方法論とパラメーターで一貫した議論ができる占星術なら、異分野を横断するような研究も可能ですよね。

夢は広がります。

以上、妄想でした。

| 清水俊介 | 2011/05/07 08:16 | URL | ≫ EDIT

学際研究を現実のものに

清水さんの言う通り、占星術の面白さは学際的な研究のできる点にあります。しかし、現実的には一人の人間がどの分野にも首を突っ込むことはできません。ラオ先生が言う通り、占星術をやる人は各分野の専門知識をもったインテリであることが望ましいです。歴史占星術は歴史、医療占星術は医学、金融占星術は金融について、専門家ほどではないにしても、かなりの知識をもたないと正しい認識や判断はできません。そうでないと思い込みが先行したり情報量に限界が出ます。

西洋占星術の中にハーフサムというハウスシステムを無視したマイクロゾディアックを基本にした新しい占星術の方法論があります。このハーフサムは優れた医療占星術として高く評価されています。なぜか?ハーフサムの概念そのものは中世の古典西洋占星術の文献の中に書かれていますが、それを近代になって完成させたのはエバーティンという医者です。医師として質の高い豊富な現場の検証データが得られたからできたことです。

どうも占星術家は一人で何もかもやろうとしがちな傾向があるように思います。私のブログの中に時々占星術とは関係のない歴史エッセイを書く時があります。実は私は歴史作家になろうと志した程の「歴史好き」です。占星術の他に、巷の歴史同好会にも顔を出しています。そうすると面白い経験をします。占星術家が鵜の目鷹の目であれこれ探索している歴史上の人物のほぼ確かではないかと思われる出生データが意外にあっさり分かる時があります。日本の各地には郷土史家と言われる方々がいます。その人達は扱う研究の範囲は狭いけれど、特定の地域、特定の人物については徹底的に研究しています。占星術研究家が一つの事を掘り下げて研究するように、歴史家はまた歴史のプロなのです。ですからそういう郷土史家の方とたまたま知り合ってその土地出身の有名人の出生データを尋ねると簡単に分かります。やはり「餅は餅屋」なのです。あれやこれや憶測したりレクティファイに時間をかけるよりその方がよほど早くて正確です。

何が言いたいかというと、占星術家は他の専門家ともっと協力すべしと言う事です。そうすれば清水さんが、最後に「以上妄想でした」と書かれていましたが、その妄想は現実化できます。

しかし、それをするためには一人では何もできません。そういう意味で、インド占星術家は、日本インド占星術協会のようなネットではない顔の見える統一された団体があった方がいいと私は思います。それが無理なら志の近い協力関係の持ちやすい研究者だけでもいいのではないですか。別に高度な見識と力量をもったグル的な人がいなくてもいい。智慧や知識はみんなで出し合えばいいのです。そういう団体を作ったからといってACVAのように金儲けをするとか、自己を権威づけるとかに堕するということではありません。占術業界を見ていると、日本○○占術協会なるものはたくさんありますが、確かに自らの権威づけか特権団体になっているケースは多いです。しかしそうではなく本当に共同研究や質の高い情報交換の場として機能している団体がないわけではなりません。要するにみんなが「学際的研究ができる場作り」にその機能を限定すればいいのです。そういう場を作って、そこに占星術に理解のある他分野の専門家を呼んで学際的研究をすれば、占星術の研究は一気に進みます。各分野に適用可能な「工学として占星術」は夢ではないと思います。

これからは個人がコツコツ研究する時代ではなく、プロジェクトチームで臨んだ方がいいように思います。これは私の私的な野心で言っていることではありませんので、誤解のなきようお願いします。既述したように、金儲けがしたいのなら、占星術分野など選びません。こんな経済効率の悪い生産性の低い仕事はありません。儲かる仕事は他にいくらでもあります。

| 本多信明 | 2011/05/07 09:30 | URL |

共同研究の前段条件

本多さん>

>プロジェクトチームで臨んだ方がいい

おっしゃるとおりですね。
その点については賛成です!

Shr.K.N.ラオがリサーチをグループで推進する理由のひとつが、Shr.K.N.ラオのように24時間を占星術すべてに捧げることは現代ではとうていかなわないからです。

あるテーマに特化したホロスコープを集めようとするとき、グループの各自が収集にあたるのなら、相乗効果もあいまってその困難さは指数関数的に軽減されるでしょう。

だから私もいずれそういうときが来るものと思っています。
もし私が日本でリサーチのようなものをやるとするなら、
おそらくそういうことを念頭に置くことになるんだろうなぁと思います。

でも、ですね。

たとえばバールティーヤ・ヴィディヤー・バワンのリサーチコースは、
アーチャリアを修了した人しか入ることができません。

この点については、Shr.K.N.ラオは厳格です。

もちろん、部外者が「ちょろっと覗かせてください」といって数回参加する程度のことはできます。

でも、生徒として登録し、そこで研鑽を積むためには、
そういったベース、バックグラウンドが必須とされます。

私は、その意味するところは大きいと思います。

なので

日本についてはまずはそういった基礎作りに注力したいと思うのです。
現在進行中のアバの遠隔コースや秋に予定しているビサリアジのセミナーも、
そういった意味ではインド占星術の基礎固めを意図しています。

その点を見落として組織化をいそぐと、失敗するんじゃないかと思います。

組織を作るときは、

①目的が明確であること。
②その目的を達成するための手段・仕組み・資源(人材も含む)を有していること。
③そして、運が味方していること。


③はまあ別の問題としても、すくなくとも①と②の条件がそろわないとうまくいかないんじゃないかと思います。

そうでないと、組織はいずれ目的を失い、自己目的化します。

つまり、本来の目的を達成するために活動をするのでなく、
組織を維持するために様々な活動をするようになるのです。
組織の維持・延命が目的となるのです。

考えられる危険のひとつとしては、
たとえば、目的として掲げていたリサーチがなかなか軌道に乗らない。
しかし組織にぶら下がった人たちの生活を維持しなければいけない。
なのでとりあえずは認定コースでもつくってお茶を濁そうか…。
そのうち、それが常態化してしまう。
だめならさっさと解散すればいいのに、それができない。

そうやって、いわゆる利権化既得権益化)の道を突き進んでしまうのではないかと思います。

世の中には本来の目的を失って、でも解散させることができないで利権化既得権益化)してしまった組織がいっぱいあります。

あるいはひどいのになると、最初からそれを意図して作った組織なんかもあります。
みなさんご存じの、官僚が山のように作ってしまった箱物とか独立行政法人ってやつです。

だから、たとえばもし私が万が一なにかを組織化するとするならのはなしですが、
その点については慎重を期さなければいけないだろうなぁと思うのです。

| 清水俊介 | 2011/05/07 10:12 | URL | ≫ EDIT

基本趣旨は了解です

>清水さん

基本趣旨は理解しましました。
とりあえずはビザリアジのセミナーは参加したいと思います。
日本にいてインド占星術の勉強ができないとは思わないけど、
現時点では、インドの方が情報量が圧倒的に豊富なのは確かです。

アーチャリア、リサーチコースは能力以外にいろいろな条件が整わないと誰でも行ける
ものではありません。でも、正直いって、2~3のコースは覗き見したい気がします。

清水さんの言う下手に組織化することの危険性は、誰がどのタイミングでやっても人間のカルマ
として不可避なように思います。問題はそうならないようにどうコントロールを不断にかける
かだと思います。

| 本多信明 | 2011/05/07 11:06 | URL |

昔からの組織の生成過程

本多さん>

>清水さんの言う下手に組織化することの危険性は、誰がどのタイミングでやっても人間のカルマ として不可避なように思います。

マネジメントの専門家である本多さんがそうおっしゃるのであれば、きっとそうなんでしょうね。
きっとなにか良い策がおありなのでしょう。

組織論とはすこし趣が異なりますが、こういうおもしろいことがありました。

ビサリアジの日本でのセミナーのはなしのとき、ビサリアジが
じゃあ大々的に宣伝をしましょうか
といいました。
それにたいして、Shr.K.N.ラオは
No! Don't do that. 占星術などのオカルト・サイエンスは宣伝をしてはいかん
といいました。
私もビサリアジも、なるほどねぇ~と黙りました。
それでひっそりとAstroDiaryで告知をしているだけなんです。

あと、Shr.K.N.ラオがバールティーヤ・ヴィディヤー・バワンで占星術コースを始めるようになったのは、BVBに請われたからでした。自分からやりたいと言って動いたわけではありませんでした。

ある程度力が付くとかってに人が集まり、組織は成るんだろうなぁ~
ということをなんとなくですが感じます。

それについては、アーチャリア・コースとかは関係ありません。
アーチャリア・コースは、バールティーヤ・ヴィディヤー・バワンのなかだけのはなしです。

だから占星術家としての腕を磨くことに集中しろ、あとは神が決める、
というようなことをShr.K.N.ラオが体現しており、私はそれを学ばなければならないんだろうなぁ、とときどき思うわけであります。

理想論になりますが、こういう順番なら組織は失敗しないんだろうなぁ。

才能を発揮する → 人が集まる → 組織ができる

でも、これって本来昔からあった組織の生成過程ですよね。

(お釈迦様が)悟りを開き、人が集まり、僧伽ができる。

でも、それがだれにでもできるわけではありません。

だから、あまり才能のない人(凡人)でもそれなり人を集め、組織化し、運用できるようにするために組織論があるんでしょう。

| 清水俊介 | 2011/05/07 11:32 | URL | ≫ EDIT

うちゃさん>
確率論で考えた場合にデーシュ場所を対象として判断するのなら、ここで問題にしている木星とラーフがコンジャクションしているかどうかという個体差を含めて考えたいです。
なんとなくこうだというのでなく厳密にデータを集めて検証することです。
性格的になんとなくこういう雰囲気だなという推測は私もよくするし他の大抵の人もやっていると思います。
今回の話題で出た用語で表現すれば、曖昧な要素が入り込みやすいナクシャトラリーディングや星座リーディングで人物を判断するのに近い方法だと思います。
そのなんとなくの雑感の一例では、私は勉強する機会があった時にノートを一切取りませんでした。
年の違う別の人は真剣な態度でびっしりノートを埋めていました。
その時には木星の星座によってノートを取る人かどうかが分かるという仮説ができるかもと思い立ちました。
そうした判断の仕方自体は私は否定しませんが、犯罪者などと断言をするのなら曖昧な根拠でなく納得のいくような確率のデータをとって示して欲しいと思います。

でも、日本人で、火星や土星の影響のないぐるちゃんなら
思い切りの良さがプラスに働くことも多いと思う。

アメリカ人の書いた本ではHigh intelligenceとかいう解釈があったのでそうかもしれません。
ホリエモンも企業して成功し大金を稼いでいる点ではそうだと思います。

というのは、100%当たると言われれば、そうかなって気もします。
でもこれは、あくまでも推測。
私は、これに当てはまるホロスコープに出会ったことがありません。
木星が5室の支配星で、ラーフとコンジャンクトしてて、
火星や土星にアスペクトされてるホロスコープは見たことがあるけど、
いずれも独身(あるいはまだ子供)でした

木星や5室支配星がコンバストである事が起きたことは確認しています。

| オベロン | 2011/05/07 18:43 | URL | ≫ EDIT

清水俊介さん>
話が発展してすごい方向に進んでいます。
やはり本場で学んでいる方は格が違います。
書かれる文から知性の香りが漂っています。
私は太陽の我執と火星の皮肉から書いているので清水さんに誉められるほど大したことありません。

わざわざ確認して頂きありがとうございます。
ラオ先生にも感謝です。
古典に記載がないらしいということ、多様な条件から断言はできないことと、人を恐怖させ傷つけるいい方をしてはいけないということは理解できました。
古典の記載がないかと確認したかったのは、宝石療法とカーラサルパヨーガにたいしてBPHSに載っていないから重商主義の悪い占い師が金儲けのために捏造したインチキだという話がAstroDiaryに書かれていたからです。
これはパラシャラ原理主義ともいうべき態度です。
その立場に立つのならBPHSに書かれていないものは、悪い目的に利用されるものでなくてももう一度見直すべきだと思います。
少なくともグルチャンダラヨーガといわれているものは、金儲けでなくても占星術の救済法の部分から宗教と結びつけて自らをグルと権威づけ差別的な目的で利用される実害が現に生じています。
優れたツールを使えば経験の浅い未熟な人間でもそれなりの事はできるので間違いはあるかと思います。
そのような間違った利用の仕方をしてしまった者を全面的に責めるつもりはありません。
ここで訴えたかったのは先生と呼ばれ慕われる人が何もかも正しい情報を伝えているかということです。
もともとこのヨーガが知られるきっかけとなったのはインド占星塾の以下の翻訳だと思います。
http://www.asc-21.com/Features/Yogi_Destiny_Wheel_of_Time/Chap_10_11.htm
http://www.asc-21.com/Features/Yogi_Destiny_Wheel_of_Time/Chap_10_12.htm
強迫観念のように嫌がるという事はラオ先生もこのような配置がある人が鑑定に来たら、拒絶したり表向きいい顔をしても裏では何か言うのかなと疑いが生じます。
これを読んだ限りはバスカラナンダ氏は繊細な配慮をして傷つけないように表現に気をつける鑑定をされるようには思えず、悪いヨーガの持ち主だと差別的な態度をとるように感じました。
普通の人が手を出せないスピリチュアルガイダンスを行なえるヨーギグル・ジョーティシュグルであったのは、バスカラナンダ氏とムールカナンダ氏とサラスヴァティ氏がいます。
スワミ・パラマナンド・サラスヴァティ氏のナーヴァンシャを見てください。
木星とラーフが獅子座ラグナ 火星が牡牛座 土星は水瓶座です。
ラオ先生の権威を信じグルチャンダラヨーガと連呼し不道徳な人物だと罵っている人は、これをどうやって説明できるのでしょうか?
バスカラナンダ氏はサラスヴァティ氏のことを強迫観念のように嫌悪していたことになります。
グルチャンダラヨーガだから麻原という程度が低いなんてもんじゃない解釈をした間抜けまで存在します。
その者にとってはサラスヴァティ氏は怪しいカルトの教祖でラオ先生はその信者、それに学ぶ我々もカルトの末裔となってしまいます。
言葉遣いが悪くなったかもしれませんが、日本では知性的な態度でデータをとって厳密な科学として追求するのでなくグルの権威に頼り妄信してしまう実害が生じています。
科学的に検証する側面は知られていてそのように実践している人は多数ですが、まだグルの言葉を一つももらさずにそのまま信じて実践しているような側面があり正しく伝わっていないと思います。
チャンダラがサンスクリット語で否定的な意味があるのなら呼び方を変えるべきだと思います。
古典にないのなら私はひとまずグルラーフヨーガと呼ぶようにします。

デーシュ(場所)、カーラ(時代)、パートラ(個人)に関しても勉強になりました。
これを実践して当てる鑑定をしようとなると難しくなるわけですね。
普通は知識だけでなく実践によって養われる判断力や感を頼りにしているのですから。

堀江氏に関しては、詳しく調べたわけではないので特に議論する気はなかったです。
清水さんに意見するのは恐れ多い気もしますし。
蟹座は本人申請の時間ですし、まず太っている風貌です。
ハンサヨーガ的な気品よりもホリエモンという愛称で呼ばれる庶民的に親しまれるキャラクターです。
水の星座の蟹座と水の惑星だからという曖昧な星座リーディングですが。
2 4室支配星減衰でも離婚の例はあるし幼少時の家庭生活の苦悩も読めます。
先日のTwiterでの募金騒動で「お前ら・・・だぞ」なんてほえまくるのは、2室支配の減衰太陽ぽいと思いました。
それから彼に対しては悪人と思っていなくて親しみを感じています。
ラグナを決める核としているのは、そのままではほんとんど使い物にならないアメリカ人の書く本にあるように何室にどの惑星があるかということと、支配星が何室にあるかというPACです。
清水さんのように全てがダシャーに帰結するという視点から検証するのなら、根本的なものから見直す必要がありそうです。
やはり私とは次元が違うみたいです。
ダシャーを絶対的な法則と見なすのにも、まだ日本でのダシャーの鑑定を見ていても古典法則を適用していくようなものでなく、ナクシャトラリーディングをするような曖昧な感性を交えるものになっているということもあります。

以下いろいろとためになる話ありがとうございました。
非常に勉強になりました。
他の方も同じ気持ちだと思います。
よく読んでこれから勉強して行く励みにさせていただきます。

| オベロン | 2011/05/07 18:46 | URL | ≫ EDIT

RE:

もはや「スレッド」「トピ」と化したこのコーナー、
ブログ管理人としての責任はすべて放棄して
ただただ、一読者として勉強させてもらってます。

コメンテーターのみなさま、
感動を、ありがとう。

ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡

(これで全員にレスしたつもり。
一つ一つの書き込みにレスしてなくてごめんなさいね。)

引き続き、スーちゃんのインド占星術の、真摯なやりとりをお楽しみください。

インド占星術をやってる人たちって、
ホントに探究心が強い真面目な人たちが多いよね。
尊敬してます。

| うちゃ | 2011/05/07 23:37 | URL | ≫ EDIT

不足分は後から何度も修正してます。

話題をそらし流れを止めてしまったようなので、本題に戻させて頂きます。
小さい時にキャンディーズの歌は流行っていて耳に入っていましたけど、田中好子さんがそのメンバーだったとは知らず普通の女優さんだと思っていたぐらいの関心ぐらいしかありませんでした。
それで怪しいかもしれない情報も含めて少し調べてみました。

キャンディーズのイメージがはつらつとしたはじけるような元気がありそうした歌が多かったことから、才能の5室支配星の火星が声の2室で高揚星座でラグナロード木星とアスペクトし元気のよさを拡大しています。
キャンディーズでのセンターポジションを維持しなかったこともラグナロードが8室で、センターなら1室や7室でレフトやライトは6室や8室や2室や12室といったところでしょうか?
共演した若い女優の相談にのったりするところも2室へのアドバイスの木星のアスペクトが示しています。
実家は釣具店で父親の太陽は9室を支配して水の星座の家の4室で、9室から10室の6室はマニアックな趣味のケートゥと商売の金星です。
医療は詳しくないですが、乳がんということは胸は4室で支配星の木星は慢性病の8室でマーラカとして作用する火星とアスペクト、さらにマーラカの支配星の土星も火星と交換して2室からアスペクトで傷つきます。
高揚星座の木星ということが周囲に闘病生活を気取られないような社会的な振る舞いとなっていたのではないかと思われます。
風貌でみても隣の蠍座が深みがあったりなにか内に秘めたようなものが感じられるのに対して、射手座の女性はあっさりとした顔で明朗で快活な感じの人が多いです。
ネットで顔や雰囲気が分からないことが多く僅かの現実に会った人しか確認してないので風貌に関しては自信はありません。
射手座とした場合気になるのは財運です。
2室と5室の支配星交換のダーナヨーガが損失の12室でできています。
調べてみたら夫の小達氏は実業家といってもほとんど収入がなくヒモ状態でスーちゃんの稼いだ金がどんどん出ていってしまったそうです。
闘病で苦しんでいるのに女性をつくって旅行をしていたとか、7室からみてドゥシュタナに多くの惑星が入ることと7室支配星が減衰しコンバストしていることが表しています。
ダシャーや他のラグナは調べていません。
一つ疑問のある要素ではこれだけ2室が傷ついて歌手や芸能人で成功できるのだろうかというものです。
高揚惑星で交換してさらに力を強めていて強い吉星にアスペクトされているので凶星の欠点が抑えられたのかもしれません。
それから本人の職業ですが、これで歌手女優とはなかなか読めないと思います。
5室の才能をみても火星と土星が交換して間接的にラーフも絡んでいるので技術系と間違えそうです。
アルタハウス6室金星で芸能でお金を稼ぐとは読めます。
本人の運命的な実感としては仕事としてよりも生活のために稼ぐという感覚だったかもしれません。
この点牡牛にした方がもっともらしいですが、牡牛だとグループメンバーでなく独り立ちした歌手や女優でもっと大物として名を残すような感じがします。
12のラグナからもっともらしいラグナを見つけ出した清水さんの手腕は見事です。
本田さんも医療の観点から射手座を候補にされていた事は見事です。
もっとその視点から深めていれば射手座という答えになっていたかもしれません。
もう一つ候補にされていた獅子座も検討の余地はありそうです。
ラグナロードは慢性病の8室で10室金星で芸能の仕事ははっきりします。
5室支配性は木星で情緒や感性をもたらす蟹座で人文系で歌や演劇の素養をもたらします。
この場合両親との関係に何かありそうですが、自伝があったり「いつみても波乱万丈」みたいな番組を見ていないとないとそういう情報まではネットに転がっていませんからね。
調べた情報ではプライドが高くセンターポジションをねらい蘭ちゃんにライバル意識を持っていたというのもあり、獅子座ラグナで火星が6室で一致します。
だけど別の情報では、勝気だったのは蘭ちゃんでスーチャンはそうでもなかったらしいというのもありました。
ざっと見た感じですが後はダシャーの分析に期待されます。
それではみなさん後はお願いします。
よほど興味があり情報が多くある人でない限り細かくやると疲れますから。

| オベロン | 2011/05/10 21:11 | URL | ≫ EDIT

有名人のイメージ

ついにオベロンさんの解析も加わり、
すごい勉強になります。ありがとうございました。

総合的に判断すると、
射手座かな思える象位がたくさんあります。
でも、歌手のホロスコープ、ってふうに見ると、
牡牛座ってのも有力なんだよね。

有名人をレクティファイする場合、
どうしても職業上のイメージが先に立っちゃうから
年配の人は歌手として読み解こうとするだろうし、
もっと若い人だと役者として読み解こうとしがちだと思う。

そういう意味では、さくっと牡牛座をイメージした本多さんって、
キャンディーズを生で観てきた世代なのかな、
清水さんは、それより年下なのかな、
という憶測もしてみました。

まずい、また話がそれてきた(笑)。

| うちゃ | 2011/05/14 20:39 | URL | ≫ EDIT

私はキャンディーズの名前は知ってるけど、スーちゃん個人のことは全く知りませんでした。ただ皆さんのスーちゃん評を聞いてみると、スーちゃんって欲が無いというか、純粋な方っていう感じがするんですよね。

二つのチャートを見比べてみると、牡牛座ラグナは1室に金星・ケートゥ、7室に土星・ラーフ、9室に火星があることから、全体的にタマスなエネルギーが強く、欲に彩られた感じです。

逆に射手座ラグナの方は1室に惑星による100%のアスペクトはなく、5室や9室も空っぽ。なんだかさらっとした感じです。ケンドラで目立っている惑星と言えば、魚座で減衰した水星と接合した太陽ですが、これも押しの強さのない純粋さを感じさせます。ラグナロードの木星が8室魚座で高揚するのもそういった純粋さを強めている気がします。とくにモクシャハウスに太陽・木星・土星といった精神性の高い惑星が集まることから、どっしりした内面性を感じますね。

またラグナに対するパパカルタリや、ラグナロードが8室にあったり、10室の支配星が減衰したりすることから、短命の要素も色々出ている気がしました。だから射手座でもよいかなー?と思いました。

歌手の件について色々と議論がなされているようですが、オベロンさんが言及しているように、彼女は個人としてでなく、あくまでグループの一員として成功したのですから、もしかして歌手としてはそれほど強い要素はなかった可能性もありますね(私は歌手のチャートを研究したことないのでコメントは控えますが・・・)。むしろ私は、彼女の不妊の要素を検討した方が誰から見ても明確な要素なので良いのでは?と思いました。

| ちゃーと | 2011/05/15 12:34 | URL | ≫ EDIT

歌手としての資質

キャンディーズ世代の人の話によると、
一番人気があったのはランちゃんだそうで、
ミキちゃんとスーちゃんは、残りの人気を二分していたそうです。

その人はミキちゃんのほうが好みだったそうだけど、
貴方の推しメンの話は聞いてないのでごめんね。

そういう視点で見ると、
>あくまでグループの一員として成功した
という読み方が的を得てるのかもしれません。


| うちゃ | 2011/05/17 23:48 | URL | ≫ EDIT

隅っこからさりげなくですが、乙女座ラグナ説を推しておきます。

簡単な検証しかしていないので断言はしませんが、ヴィムショッタリーダシャーのバランスとチャートの配置が最もそれらしいと感じたのは乙女座ラグナでした。

まず、グループでデビューして活躍したことや、様々な賞や称号に恵まれていることは、木星が11室で高揚していることで説明できます。
それが土星にも水星にもアスペクトし、人生のほとんどの期間に影響を及ぼしています。

芸術、芸能の才能は5室と3室で火星と土星が星座交換して、
歌の2室を支配する芸術の金星がインスピレーションの9室自室から3室にアスペクト、
さらに芸能面の活躍には重要なラーフが3室に在住しています。
乙女座ラグナだと、マハーダシャー土星期の開始時期がちょうど芸能界デビューの時期にあたります。
アイドルから女優への転身は土星/金星期にあたり、
金星は仕事を失う9室に在住し、土星から見るとデビューと引退を表す7室に在住しています。
さらに次のアンタルである太陽も、ラグナから7室に在住しています。

1990年代に入ってから結婚と乳がんの発見が起こっていますが、
このころからマハー水星期に入ります。
水星は7室で減衰し、結婚とマラカの作用が同時に出ていることがわかります。
ちなみに、このチャートですと水星が減衰ヴァルゴッダマとなります。
この場合、どちらも強い木星が絡んでニーチャバンガとなっています。
射手座ラグナだとナヴァムシャでは水瓶座在住となり、ヴァルゴッダマでなくなります。
致命的な健康問題を抱えながらも周りにそれを気付かせなかったこと、芸能活動をつづけられたことを考えると、
減衰してヴァルゴッダマであったほうがそれらしいではないかと考えます。

亡くなられた時期はケートゥ/土星期ですが、
ケートゥはマラカの金星とコンジャクト、
土星はマラカの金星と木星からアスペクトされて癌を表すラーフとコンジャクトしています。

他に、結婚した時期は7室にダブルトランジットがあり結婚の条件を満たしていますし、
奉仕精神の強さは6室月と9室で強い金星で説明でき、
3室と5室が凶星に強く傷つけられていることから兄弟運や子ども運の悪さも説明できます。


拙稿ですが、一つの参考になれば。

| えこ | 2011/05/21 16:24 | URL | ≫ EDIT

新説!

えこさん、
渾身の記事、ありがとうございます。
11室木星最高星位だとすると、
らんちゃんみきちゃんが、木星的なお姉さんかな?

| うちゃ | 2011/05/22 23:56 | URL | ≫ EDIT

占星術とマーケティング(宣伝広告)

前回の私のコメント(5月7日)の続きです。

占星術とマーケティング(宣伝広告)の関係について、すこし考察してみました。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

理想論になりますが、こういう順番なら組織は失敗しないんだろうなぁ。

才能を発揮する → 人が集まる → 組織ができる

でも、これって本来昔からあった組織の生成過程ですよね。

(お釈迦様が)悟りを開き、人が集まり、僧伽ができる

でも、それがだれにでもできるわけではありません。

だから、あまり才能のない人(凡人)でもそれなり人を集め、組織化し、運用できるようにするために組織論があるんでしょう。

(前回のコメントはここまで。)
(で、続きはここから↓)

そういううがった見方をするなら、マーケティングも同じかもしれません。

ほんとうはそれほど価値がない商品なんだけど、たいそうな価値があるように演出し、その存在をより多くの人に知らしめ、そして消費行動に走らせる。

それがマーケティング(宣伝広告)です。

(もちろん、とても優れた商品があり、それを多くの人に知らせ、購入してもらうというマーケティングもあるでしょう)

Shr.K.N.ラオは、占星術においては「それをするな(Don't do that)」といいます。


実はマーケティング(宣伝広告)が禁避されている(いた)分野があります。

たとえば医療機関です。

病院の宣伝広告には法律による規制があるようです。

最近は、どういう病院がどこにあるのかが利用者にわかりにくいということもあり、ある程度の宣伝(というか発信)ができるようになってきているようです。

弁護士もそうでした。

2000年に法律が改正されるまでは、弁護士や法律事務所の広告は法律で規制されていました。

最近はテレビ、電車内や駅構内の広告、新聞、ネットといろんなところで宣伝広告を見かけるようになりました。
弁護士の中には、こうした動きに反対する声も依然として多いようです。
それらに頻繁に接するようになった私たちも、違和感を禁じ得ないのは確かです。

医者と弁護士に共通するのは、公共利益に深くかかわり、高度にプロフェッショナルな職業であるということです。

プロフェッショナルは、専門とする分野において、クライアントに対して圧倒的といえるほど高度な知識と豊富な経験を有すると定義できます。

だから、プロフェッショナルはクライアントに対して最初から圧倒的に優位な立場にあります。

そして、クライアントからは、プロフェッショナルの力量を推し量ることができません。

だから、クライアントは、プロフェッショナルを信用して、彼が与える助言や指導に服従するしかありません。

もしプロフェッショナルが、クライアントを自分にとって有利な方向に誘導しようと思うなら、それは赤子の手をひねるよりもたやすいでしょう。

それほどクライアントとプロフェッショナルの関係は非対称であり、いびつです。

だから、プロフェッショナルには、なによりも高い倫理が求められるのです。

宣伝広告を打って自分にとって好都合なイメージだけを意図的に広く配布する行為が禁避される理由は、ここにあるのでしょう。

占星術家は、じつは弁護士や医者のような高度にプロフェッショナルな人しかできないことをやっています。

なのに、資格制度がありません。
だれでもその日から、占星術家(占い師)を名乗ることができます。

ほんとうは医者や弁護士に準じるべき存在であるという自覚があってしかるべきでしょう。
それくらい高い目線をもっていいのかも知れません。
であるならば、医者や弁護士に準じる規制資格制度があってもいはずです。
(実は、これはShr.K.N.ラオの主張でもあります)

しかし、現実はまったくそうではありません。

もし、そのような高い目線を持つ気があるなら、
まず最初に倫理の確立から取り組むべきでしょう。

そして、Shr.K.N.ラオがいうように、「宣伝広告を打たない」というのは、いまからだれにでもできる現実的で有効な方法のひとつであろうと思います。

もちろん発信はOKです。
等身大の自分を発信することには何も問題はありません。

しかし、実際以上に自分を大きく、良く、有能に見せようとする行為(宣伝広告)は避けるべきではないでしょうか、あくまでも一般論としてですが。

知らないのに知ったふりをする。
できないのにできる振りをする。
やっていないのにやっている振りをする。

だれにでもありがちなことですが、
そういうのは発信ではなく、
どちらかといえば宣伝広告ですよね。
気をつけないといけないですよね。

そんだけです。

※1:「医療機関と宣伝広告」「法律事務所と宣伝広告」に関してはネットでたくさんの議論があります。
いちどみなさんも検索して調べてみるといいかもしれません。
参考になるでしょう。

※2:プロフェッショナルとはなにかについては、波頭亮「プロフェッショナル原論」が参考になります。

| 清水俊介 | 2011/05/24 09:43 | URL | ≫ EDIT

はじめまして。(じゃないかもしれない)
アマチュアのたけさきです。

プロのしみしゅんさんにおこがましくもコメントさせて頂きますが、組織は肥大化するといずれ腐る運命にあるそうです。

故人となった、某教祖が言っていましたが。。

「組織は本当は作りたくない。ひとが集まるから宗教法人にしたが組織は、幹部から腐る。教祖のように偉そうにふるまい、内部の人間からやがて変質して腐っていく」

組織化して合理性をもたせて商売するのは素敵。でも理想は長くはつづかず、お釈迦様も仏教の変質を嫌って大乗ではなく小乗を次の世に伝えたいと考えたに違いありません。

イエスキリストの弟子、ブッダの弟子・・と教えが拡散していくうちに内容が変化していくのかな?・・とまあ素人考えのつぶやきを書いてみました(笑

| たけさき | 2011/05/24 22:39 | URL |

サナータナ・ダルマ

たけさきさん、はじめまして。

組織論の続きですね?

おっしゃるとおり、組織肥大化すると、権力が一部に集中し始め、そしてやがて腐敗します。

権力は腐敗する」という言葉は真理でしょう。

実はしかし、それは組織に限りません。
すべては変質化していきます。

すべては無常
とは、お釈迦さまが説いた仏教のエッセンスです。

じゃあ、変わらなければいいのか?
といえば、そうでもありません。

陳腐化という別の問題があります。

占星術で言えば、古典といわれるものは農村時代のインドにおいて書かれたものです。

いくら悠久のインドとはいえ、それがそのまま現代のインドに使えると考えるには無理があります。
まして現代日本にそのまま使えるかどうか?
リサーチが必要とされるゆえんです。

変われば、変質化したといわれる。
変わらなければ、陳腐化したといわれる。

じゃあ、どうすりゃいいの?

おもしろいはなしがあります。

インドにはサナータナ・ダルマという言葉があります。
サナータナとは、悠久とか永遠という意味です。
直訳すれば、永遠の真理という意味になるのでしょうか。

しかし、その解釈には注意が必要です。

おっちょこちょいのヒンズー教原理主義者なら、
インドには、ヴェーダやサンスクリットのような絶対で永遠普遍の真理があるのだ!
と息巻いてしまいそうです。

しかし、次のような解釈もあります。

インドでは、宗教が変質化したり陳腐化して時代の要請に応えることができなくなると、その都度聖者が現れて、ダルマ(真理)のエッセンスを人々にわかりやすいかたちで伝えていく伝統がある。

たとえば、トゥールシーダースミーラーン・バーイー

イスラムによって北インドのサンスクリット文化が破壊されつくしたとき、彼らが現れて宗教のエッセンスを詩というかたちで人々の膾炙にのぼりやすいように説いて(変質化して)いったそうです。

この伝統こそが、インドをもってサナータナ・ダルマの地と呼ぶにふさわしい土地ならしめているのです。

変わるから悪いのでもなく、
変わらないから良いのでもありません。

ポイント、ポイントで、イノベーションが起き、
最適化していくことのできる仕組み。
それが、少なくとも宗教に関してはインドにあるのでしょう。

バラモン階級のヒンドゥー教に対して、クシャトリヤ階級のジャイナ教、仏教、シク教は宗教改革をもたらしてきました。
マハーヴィーラ、、釈迦牟尼、グル・ナナクは、変革者(イノヴェーター)だったのです。

どちらが正しいとか正統であるとかいうのではなく、
そういう役割分担の中で形骸化が破壊され、
その結果、宗教のエッセンス(真理)が保たれてきたと言うこともできるようです。

あっ、知ったかぶりになってしまいそうだ。
このへんでやめときます。

しかし、またもや道からそれてしまいました。

| 清水俊介 | 2011/05/25 01:27 | URL | ≫ EDIT

時代にあわせて変わらなければ陳腐化と形骸化ですね。

わかりました。

コメントへのお返事ありがとうございました♪
  ∧_∧
  (´・ω・)
  (っ=川o
 ̄ ̄`ーー′__

| たけさき | 2011/05/25 12:51 | URL |

あれ?aaがズレとるw

| たけさき | 2011/05/25 12:52 | URL |

どんどん話がズレますが

あ、耕運機のAAだ(o⌒∇⌒o)

| うちゃ | 2011/05/26 00:29 | URL | ≫ EDIT

山羊座説

新たな説が浮上!
鑑定屋さんが、時間をかけて検討した結果、
スーちゃんのラグナは山羊座だという結論を出してきました。
http://jyotish007.blog71.fc2.com/blog-entry-435.html

勉強になる見所を1点。

日本アカデミー賞を受賞するのに11室が必須として、
清水さんは「11室の支配星がアスペクトしてる土星」
鑑定屋さんは「11室在住の土星」と読んでる。

社会的成功には、11室のダシャーが絶対にからむはず
というのが、原則なんだよね。

| うちゃ | 2011/05/28 00:42 | URL | ≫ EDIT

山羊座ラグナ

の可能性も否定できないなぁ~?捨てきれないなぁ~とは、最初から思ってました。

チャラ・ダシャーで見ても、射手座ラグナと比べて2年ずれているだけで、ほぼ同じです。
チャラ・ダシャーの説明もだいたいつく。

芸能活動の3-5-10の絡みを見るなら、
むしろ山羊座ラグナ牡牛座ラグナの方がすっきりするくらいです。
(ただし、チャラ・ダシャーで検討するなら、牡牛座ラグナではないらしいと出る。)

しかし、Shr.K.N.ラオが主張するBiofact(肉親との事実関係)を重視するなら、「やっぱ射手座ラグナでしょ」という結論にたどり着きました。

とくにスーちゃんがキャンディーズを引退したのは骨肉腫に冒されたにずっと付き添っていたかったからだし、芸能界に復帰したのも芸能界で活躍する姿をが見たがっていたからで、の検証は欠かすことができないでしょう。

たとえば、弟と本人の死期をヴィムショッタリ・ダシャーで検証するなら、射手座ラグナの方がうまく説明できる。

検討してみてください。

弟の短命についてもそう。

山羊座ラグナなら、たしかに3Hに6L水星(減衰)と8L太陽があって傷ついているものの、
3Lの木星(逆行)が7Hケンドラで高揚しているのが気になる。

射手座ラグナなら、3Hに8L月が在住し、
3L土星は12Hの敵対する火星にサインで
ラーフとコンジャンクトし、6L金星にアスペクトされている。
けっこう傷ついて弱い。

3H/L(弟)がどれだけ傷ついているかで見るなら、射手座ラグナが有力。

あと、スーちゃんの弟が生まれた時期はどうか。

射手座ラグナ山羊座ラグナのどっちを選んでも、
おそらく弟はラーフ期に生まれている。

であるなら、ラーフに3L土星が絡む射手座ラグナの方が有力。
もちろん、ラーフのディスポジターは弟のカーラカの火星なので、ラーフ期に弟が生まれることは説明できないことはないが…。

次にラーフ期にガキ大将(じゃじゃ馬)だった点。

射手座ラグナなら、ラーフに3L土星と6L金星が絡んでよく説明できる。
しかし山羊座ラグナなら、いまひとつ弱い。

また、乳ガンの発症はどうか。

射手座ラグナだとスーちゃんは1992年土星/太陽期に乳ガンになっている。

これはトレビアに属するはなしかもしれないが:
土星は9Hにアスペクトしている。
9Hは6H(病気)から見た4H(胸部)。
土星には4L木星(逆行)が8H(慢性病)からアスペクトしている。
太陽は9Lで4H(胸部)に在住する。
4H/L(胸部)がしつこく絡んでいる。
癌はひとつ手前の土星/月期から進行していた可能性があるが、
月は8L(慢性病)である。

しかし山羊座ラグナだと、説明の納得性がいまひとつなのである。

次は結婚

土星/金星期に結婚している。
土星は結婚のカーラカの金星にアスペクト。

トランジットは、土星も木星も7L水星にアスペクトし、
7Hにダブルトランジット効果をもたらしている。

結婚の時期は、結婚式よりもおつきあい(特に肉体関係や同棲)を始めた時期の方が重要である。

1年前の1990年だと、ダブル・トランジットは射手座-双子座の1-7軸にできていた。
1年前からつきあっていたのならドンぴしゃである。

もちろん、そうでなくてもダシャーもトランジットも問題ない。

ちなみにヨーギニ・ダシャーだと、木星/火星期である。
木星は7L水星にアスペクトしている。

ヨーギニーダシャーの木星期は、4ヶ月でアンタル・ダシャーが変わる。
どのアンタル・ダシャーでおつきあいが始まっていたかを特定するのは困難だ。
もしかすると木星期のひとつ前の太陽期にすでにおつきあいが始まっていたかも知れない。
だから、アンタルダシャーの議論はあまり意味がない。

次に水墨画

2003年から片岡鶴太郎に師事して墨彩画を習っている。
水星/ケートゥ期。

水星は学習のカーラカ。
9L(師匠)の太陽とコンジャンクトし、木星(師匠)にアスペクトされている。
師匠について何かを学ぶ時期である。

ケートゥは金星(芸術)とコンジャンクトし、
趣味の3L土星にアスペクトされている。
3Hには、手という意味もある。
土星には、木星(師匠)がアスペクトしている。

射手座ラグナでもぜーんぜん問題なーい。

そして、ガン再発から死ぬまではどうか?

ガンの再発から亡くなるまでのダシャーは、水星/ラーフ期。
水星は7Lのマーラカ。
ラーフは病院の12Hに在住し、マーラカの土星とコンジャンクト。
ラーフには、6L金星が6Hから、4L木星が8Hからアスペクトしている。
せっかくの木星のアスペクトだが、8Hで逆行する木星は無力である。
6-8-12、そしてマーラカ(2,7)が絡んでいて悪い

ちなみにヨーギニダシャーだと、金星/ラーフ期でやはり悪い。

山羊座ラグナだと、このダシャーの悪さがかなりトーンダウンしてしまう。

山羊座ラグナだとラーフも土星も11Hにある。
11Hは6Hから見た6Hだが、病気に関しては回復という意味もあってけこうビミョウナのだ。

最後に、12H在住の土星(射手座ラグナ)か11H在住の土星(山羊座ラグナ)かどうか?

木星期と土星期の違いについていえば、木星期にキャンディーズで活躍していたスーちゃんを知っていた私にとって、土星期のスーちゃんは文字通りとっくに引退(12H)した田中好子でした。

黒い雨』に主演したスーちゃんを見るまで、スーちゃんが芸能界に復帰していたなんて知りませんでした。

その映画で数々の賞を取ったものの、その後の活動についても、木星期に比べて露出度はかなり少なかったのではないかというのが、私の印象です。

数々の賞を取ったときは土星/金星期。
アンタル・ダシャーの金星は6L・11Lで、そういうコンペ(6)で賞を取るコンビネーション。
これで十分でしょう。

3/6/11は、現代社会において物質的な成功・名声をもたらすのに不可欠なコンビネーションであることは、昨年の「11H」のリサーチにおいて確認され、それについてはBVBで年末に行われたインターナショナル・セミナーにおいてShr.K.N.ラオ自らが講義しています。
出席された人は覚えているはずなんですが…。

JOBにおいてもすでに2回にわたって特集が組まれています。
ご存じの方も多いことでしょう。

マハー・ダシャーの土星がそれほど強くなくても、アンタルダシャーの金星が6L・11Lで、2L・3Lの土星に絡んでいればコンペで勝つには十分でしょう。
3(演技)-6(コンペ)-11(獲得)です。

入浴シーンでは、放射能に冒されていく身体を表現するためにヌードになって話題になりました。
3L土星は勇気も意味します。
ヌーディティ(裸身)は、6H(タブー、病気)でラーフ/ケートゥ軸(汚染)と絡み、さらに土星に12Hからアスペクトされて傷ついている金星によって表されています。

土星期ぜんぱんを通して大いに活躍していたというのならはなしは別ですが、この時期にだけ突出していたのなら、アンタル・ダシャーの金星にそれが出ていれば十分でしょう。

それに、カンヌ国際映画祭(12)に招待されました。
実は私がその映画を見たのは外国でした。

日本アカデミー賞よりもそっちの方が栄誉かも。
だって、たけしもいってますが、日本アカデミー賞なんて毎年映画会社の持ち回りで、ほとんどできレースなんでしょ?

しかしこのように、「けっこう活躍していた」とか、「いやそれほど目立たなかった」とかいうはなしは、あくまでも受け手の印象です。
世代によっても受け止め方は大きく違ってきます。

だから、そんなあやふやなことではなく、誰にも否定できない事実、つまりだれのホロスコープにも色濃く出てくるはずの肉親に関する事実関係(Bio-Facts)をもとに検証すべし、というのがShr.K.N.ラオの主張です。

そういうわけで、AstroDiaryには書いていないけど、
私はキャンディーズや日本アカデミー賞のことだけでなく、
弟や配偶者についても検証を積み重ねていって、
そう、トータルに見ていって
射手座ラグナかいな、となったわけです。

最後に、サインで外見や性格を判断することについては、
いまだ日本に根強い傾向があるようですね。
バールティーヤ・ヴィッディヤー・バワンではそういう議論は聞いたことがないし、ほぼタブーに近いかも。

それに反証ならたくさんありますよ。

射手座ラグナの人で演劇をやっていて丸顔でチビの人を知っています。
蟹座ラグナで痩せている人も知っています。
水瓶座ラグナでチビの人も知っています。

でも、スーちゃんのラグナの議論はまだまだOPENです。
私も検証し尽くしたわけじゃないので。

まだ検討の余地ありです、いうまでもなく。
その点に関しては、異論はありません。

だから、あとで誕生時間が明らかになって、
やっぱ射手座ラグナじゃないわ、
となっても私は驚きません。
入手できた情報が限られているから。

それに、占星術は科学なんだから、
絶対はありません。
つねに仮説→検証の繰り返しです。
ただ、論点(仮説と検証内容)はできるだけ明らかにしないとね。

補足: ダブル・トランジット(射手座ラグナの場合)

デビュー時のダブル・トランジット(DT)は10Hにできていた。

トランジットの木星は2H(収入)の山羊座、土星は7H(デビュー)の双子座にあって、木星は10Hの乙女座、土星は10Lの水星にアスペクトして、10H(仕事)のテーマを活性化していました。

10HへのDTというのは、得点が高い。

さらにいえば、7Hの土星は、大衆(土星)とデビュー(7H)です。
2Hの木星は、11L金星にもアスペクトし、収入増を表します。
いうまでもなく木星は収入のカーラカです。

アカデミー賞の受賞とカンヌ国際映画祭のときのDTは10,12,6,11を刺激していた。

トランジットの木星は6H(コンペティション)の牡牛座、土星は1Hの射手座にあって、10Hの乙女座でDTができている。
10HへのDTは、女優として地位・格が上がったことを表す。

木星は11Lの金星の上をトランジットし、12Hと12L火星にアスペクト。
土星は一時逆行し、ひとつ手前のサインから12Lの火星、6Hの牡牛座に在住する11L金星にアスペクト。
6-11-12にDTができて、それらのテーマが活性化した。

外国(12、カンヌ国際映画祭)での認知・評価(11)、そして日本アカデミー賞をはじめとする多くのコンペ(6)で優勝(11)。

‥‥‥‥

というわけで、「絶対に山羊座ラグナだ」という主張、つまり「絶対に射手座ラグナじゃない」という主張は、以上縷々説明してきたようにようわからんのです。

いくらでも反論ができてしまうのです。

逆に、山羊座ラグナの説もそれなりにわかります。
私も、6:4くらいの割合でけっきょく射手座ラグナ説をとりましたが、
山羊座ラグナには私も最後まで惹かれていましたから。

山羊座ラグナ説に大論陣を張る人と私の違いについてあえていうなら、
彼が山羊座ラグナしかないと思っているのに対して、
私は射手座ラグナしかないとは思っていないところでしょうか。

新事実がでてくるまで、スーちゃんのホロスコープの検証は、とりあえず終わりにしましょう。

こういうの、私的にはけっこうしんどいんで。

| 清水俊介 | 2011/05/28 10:55 | URL | ≫ EDIT

これはもう

占星術セミナー受けているような内容ですね。
時刻特定する難しさがよく分かります。

| ねこな | 2011/05/29 10:38 | URL |

清水さん、ありがとうございます

質、量、ともに
うちゃのブログ1ヶ月分のボリュームですv-12
数日に分けて読みこみをさせていただきます。

| うちゃ | 2011/05/30 00:27 | URL | ≫ EDIT

スーちゃんのラグナ

ラグナの確定って時間もかかるし技量も問われますよね。
 みなさんの経過が勉強になります。

チャートを見ていて
 射手座チャートだとスーちゃんすごく高度な学習をおさめてるのかな~と思いました。5室Lが高揚で水星からの5室も高揚なのが
 山羊ラグナだと木星期に結婚があってもいい気がしたし子供もいそうだな~と
 高度な学習を収めてなく子供もいないとなると。。
簡単に考えたら牡牛ラグナが該当する気が。。。
 ちなみに彼女には6歳違いの弟がいたそうですが
単純に彼女のデータに6年加えただけで土星と木星をみると
 土星は山羊座の16度木星は水瓶座の9度
  牡牛ラグナだと土星は3室にアスペクト木星は3室ロードの月をトランジットします。
友人の秀吉さんにトライしてみたら?と言われてチャートをながめてたのですが友人の応援にはならず残念です。皆さん心が広いので気にはしないと思いますが。
   
 

| jyna | 2011/06/02 04:16 | URL |















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