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うちゃのブログ

インド占星術の雑記帳。 「インド占星塾」の掲示板に棲息していた占星術家の、素人目線の研究結果です。学習の参考にご利用ください。

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9つだけでシンプルに

インド占星術で使う惑星は、基本的に9つだけ。
太・月・火・水・木・金・土・ラーフ・ケートゥです。
これをナヴァ・グラハ(9つの惑星)と言います。九星占星術と呼ぶ人もいます。

西洋占星術家は、天王星・海王星・冥王星が発見されるたびに
新惑星を積極的にホロスコープに書き加えていきました。
天文学が進むにつれて、小惑星もどんどん見つかってきて、
今や、現代西洋占星術のホロスコープには、情報もりだくさん。

でもインド占星術家って、けっこうみんな頑固者。
たった9つの惑星で、匠の技を磨こうとする人たちが多いようです。
ラオ先生も、天王星や冥王星が西洋占星術で当たる技法であることを認めながらも、
「そんなのなくても平気だい!」って言ってるらしい(うちゃ訳)。

私は、シンプルなホロスコープと複数の分割図を使って鑑定するのが好き。

複雑な話は苦手なので、一つのホロスコープには惑星は9つくらいがちょうどいい。
グリカやウパケートゥとかを使ったり、いろんなラグナやパダを使うと、
ホロスコープにいろんな記号が書き込まれてきて、
なんか、見てるだけでおなかいっぱいになってくる。

でも、いろんな技法を駆使して高度な鑑定をやる占星術家にはあこがれてます。ないものねだり。

鑑定のやり方って、人それぞれ、好みがあるのよね。

| 西洋占星術との比較 | 12:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

体系が完結しているのだろうと思います

ナクシャトラ(27月宿)を考えると、ナヴァ・グラハだけの扱いで良いのだと思います。また、ヴィムショッタリ・ダシャーの整合性の問題もあるし。

わたしみたいに、九星気学とインド占星術は、それぞれ、中国とインドを中心に発達した高度なエニアグラム解読術であると考える者にとっては、インド占星術の鑑定天体を増やされると、エニアグラムとの整合性がなくなって、困ってしまいます。

インド占星術は、ナクシャトラやダシャーの120年周期を取り入れて高度に発達し、九星気学は方位術や開運術の方面にも特徴を広げていって、エニアグラム解読術がいろいろな場所で独自のすばらしい展開をしたのだと思います。もちろん、私論です。

たぶん、タロットの大アルカナとカバラーの生命の樹にもなんか関連があるだろうと思っています。(「22」という数字が特徴を共有。)まだ、こちらには研究を着手していません。

世界のあらゆる運命学は、ユングの言う「元型(アーキタイプ)」みたいなものを通して、どれもたぶん相互関連していると思っています。人間の考える事など、世界中、そんなに大きく隔たって変われるものではないと思っています。

| 洛書 | 2013/11/14 06:28 | URL | ≫ EDIT

Re:

占いの世界、研究したいことって無限にあるよねe-68

| うちゃ | 2013/11/15 00:05 | URL | ≫ EDIT















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