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インド占星術の雑記帳。 「インド占星塾」の掲示板に棲息していた占星術家の、素人目線の研究結果です。学習の参考にご利用ください。

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短命の棋士

先月、ギタリストのランディ・ローズの記事を書きました。
事故死ではなく、まだ若いのに病死した天才の例として、
将棋の村山聖(むらやまさとし)がいます。

村山聖村山写真
1969年6月15日、13時15分、広島大学付属病院

村山の伝記、「聖の青春(講談社)」に、出生データが書いてありました。


将棋界のトッププロ上位10人からなる「Aクラス」に在籍しながら、
平成10年8月8日午後12時11分(昼)、29歳で亡くなりました。
ちなみに将棋の絶頂期は30代と言われているので、
これから名人にチャレンジする器を持ちながら
若くしてこの世を去ったことになります。

5歳の時、腎臓の難病「ネフローゼ」にかかっていることが発覚していたので、
いつも死と隣り合わせの人生でした。
通算成績成績356勝201敗。
この年の将棋年間の「今年の目標は?」に、「土に還る」と答えていました。

もともと病弱だったんだけど、木星-金星期、
見事にダブル・マーラカのダシャーにお迎えが来てしまった。
マハーダシャーが、7室の支配星で1室に在住している木星、
アンタルダシャーが、2室の支配星で8室に在住している金星。
どちらも、7室や2室にアスペクトを返しています。


短命のホロスコープは、単純に言えば1室と8室と土星の傷。
少なくとも、1室には7室の支配星が在住し、ケートゥも在住しているから、
1室は傷ついています。
1室の支配星が9室に在住しているけど、
火星にアスペクトされていて、太陽と土星に挟まれています。
1室にも1室の支配星にも、木星の影響がある。
こういう良い要素と悪い要素が色濃く1室に影を落としているのが、
早世の天才の特徴なのかもしれない。
将棋の駒


関連記事:
短命のギタリスト、ランディ・ローズ

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