2010.06.26 Sat
12歳ルール、その2。有効性


ってルールについて、オベロンさんと意見をかわしました。(転載許可済)
オベロン - 10/6/5(土) 8:42 -
(産まれたばかりの子供のことが)不安になって質問して来られたのは
もっともなことだと思います。
ですけど一応12歳以下は鑑定してはいけないというルールもあります。
何故このルールがあるのか私なりの考えがあります。
今回のように良くない部分が見えてしまった場合に
否定的な観念を植えつけてしまう危険があります。
運命のまだ定まっていない尊い生まれたばかり生命に対して
大それた予言はするべきではないと思います。
ある程度の年になって、この出生図が正しく機能しているかどうか
確認する作業をしないと正確な判断はできません。
鑑定者にもそれだけの経験と力量が要求されることです。
ですので私には詳しく鑑定することはできません。
まだ0歳なので焦ることはないです。
不安に駆られて有料鑑定を回るようなこともどうか止めて下さい。
オベロン - 10/6/5(土) 23:30 -
ラオ先生はルールとしていますけど、この説明よく理解できないでいます。
ラオ先生以外の言葉でこのルールは聞いたことがありません。
父親のカルマや母親のカルマの影響を受けるのだとしても、
その父親や母親と縁ができるのは自分のカルマからです。
なので結局全ては自分のカルマじゃないかと思ってしまいます。
ですが抽象的な概念でなく、占星術的な厳密なカルマの表れ方のことを
差しているのなら従わざるを得ないかもしれません。
そうだとしたら12歳以前のダシャーやトランジットもあまり作用しないとなってしまいます。
しかし実際には当てはまることも多いです。
前世についての鑑定のように雲をつかむような話で、霊的な次元でしか確認が難しいです。
偽預言者が恐怖と不安を煽る鑑定をして、高額な宝石を買わせたり
儀式に多額な寄付をさせるのを防ぐためには役立つルールだと思います。
うちゃ - 10/6/6(日) 23:34 -
母親って、子供のこととなると
急に視野が狭くなっちゃうことがあるから、
トラブル防止、犯罪防止のためにも
12歳ルールってすごくいいですよね。
現実的な話として、4歳までは、
病気するにしろなんにしろ、父親の経済力が大きく影響するので、
ラーシ、ナヴァーンシャ、父親のホロスコープの順番で
重要になってくると思います。
オベロン - 10/6/7(月) 20:46 -
12歳ルールはインドでは一般的なルールなのか、
ラオ派のルールなのかよく分かっていません。
多くの占いの本は持っていますけどラオ先生の言葉にしか当たったことがありません。
このサイト(「インド占星塾」)はラオ派に属しますが12歳ルールは掲げられていません。
今後は気をつけるようにします。
小さい子供のことに悩んで相談してくる例では、親の出生図からは読みきれないので
親切心から子供の出生図も読んでしまうこともあります。
ここで見ていると無料鑑定とはいっても、悩みが解決しなければ何度でも依頼してくる方も多いです。
悪いことは一切言わないまたは参考程度の鑑定という態度では対応できない面もあります。

12歳ルール、その1。子供鑑定の制限
12歳ルール、その3。出産後の気持ち
| 技法いろいろ | 21:31 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
恥ずかしいですけど、記事化ありがとうございます。
この時の例では、12歳ルールが頭にあり詳しく鑑定することはしてはならないと判断しました。
その結果ごく軽く気になることだけを言ってかえって失敗しました。
普段の鑑定は良いことも多く含めて鑑定し、否定的なことだけ言って終わりということはないですから。
自分の信念もあるけど、いろんな気持ちの人の側に立って柔軟に考える必要もあることを反省させられる日々です。
| オベロン | 2010/06/27 03:16 | URL | ≫ EDIT