うちゃのブログ

インド占星術の雑記帳。 「インド占星塾」の掲示板に棲息していた占星術家の、素人目線の研究結果です。学習の参考にご利用ください。

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占星術をどうやって学習していくか、「インド占星塾」で熱い議論がかわされてたので、転載します。



Re:学習の方向 オベロン - 07/12/12(水) 23:35 -

このサイトで鑑定を受けこれから意欲的に勉強されようという方も多くいらっしゃると思うので、学習歴は2年に満たない立場ですが参考になれば幸いと思いもう少し話させてください。
単に自分のチャートを詳しく読みたいのか人の鑑定ができるようになりたいかの目的も考慮が必要です。
知識量がそのまま鑑定力分析力につながるわけではありません。
自分も技術力はずっと貧弱だった1年前でも鑑定して当るものは当ったりしていたわけですが、知識はずっと増えた今改めて鑑定しようとすればあまり自信はもてません。
寧ろ知識が増えただけ整理がつかなくて困る面もあるわけです。

「運命と時輪」のシュリ K.Nラオの言葉に、「ウパグラハだのスぺシャルラグナだの細かい技術を全て動員してやってみるがいい、見た目が派手なわりに結果が伴わないだろう」とかいうものがあります。
その通りラオ派の技術はシンプルですが実際に占うには確かな効果を感じます。
まずはラオ派の技術をしっかり身に着け、ここでの鑑定や有名人のデータを集めて技術的な検証をしていくのが近道ではないかと思っています。
シュリ K.Nラオの解読例には、本当にそうか?後からの説明だからか単に感で当てただけではないか?というものもあります。
そうした部分はどこかで習うか別の流派を学んで解決するしかなさそうです。
セミナーなどのお金がかかるものは時間はないけどお金に余裕のある人向けといったところではないでしょうか。
7室に木星が関係していたり4室や9室が強い人は独学が向いてない場合もあるでしょうが、5室が強い人は英語で学ぶ覚悟ぐらいあってもいいです。
後はダシャーを見てみて今後も学習意欲が続くのか考慮するべきです。
後になったら関心が全く離れるのに高いお金をかけても無駄になってしまいます。
状態がいい木星が1室やケンドラだったりすれば人に教える立場になることも予測できるものです。



Re:学習の方向 にゃん吉 - 07/12/14(金) 0:00 -

大変 有意義な論旨どうもありがとうございます。
自分をより見つめなおして 自分も進んで行けたら良いと思っております。
オベロンさんのご意見は、私のこれからの指針として 参考にさせて頂きます。
これからも どうか先輩として より貴重なご意見をお待ちしております。




横から質問失礼します キテレツ - 07/12/14(金) 0:50 -

キテレツです。にゃん吉さんへの返信の内容でいくつか質問したいことが
あります。

(1)
>7室に木星が関係していたり4室や9室が強い人は独学が向いてない場合もある
>5室が強い人は英語で学ぶ覚悟ぐらいあってもいい

この2つの理論(ロジック)を説明していただけないでしょうか?

特に、同じトリコーナハウスなのに5室、9室で差異が生じている
理由が知りたいです。あと、外国語であれば3室(コミュニケーション)や
12室(外国)も考慮したほうが良い気がするのですが、どうでしょうか。

自分の予想を書くと、以下のような感じです。

7室に木星が関係している・・・
生来的な師である木星が他人を表す7室に関係することで、独学でなくとも
自然と師に恵まれる?
4室が強い・・・モクシャハウスであることと何らかの関係がある?
9室が強い・・・トリコーナハウスであることと、9室の象意中にある宗教性と
何らかの関係がある?

5室が強い・・・5室象意である趣味・高度な教育に長けているのだから
英語ぐらいなんのその、という感じで文脈がつながる?


(2)
> 後はダシャーを見てみて今後も学習意欲が続くのか考慮するべきです。

これは、惑星のポジションを絡めて考慮しつつ、ヴィムショッタリダシャーで
判断するという解釈でよろしいでしょうか?
もしそうであれば、ラーシの惑星がこのようなポジションで、かつマハーダシャーと
アンタラダシャーが以下のような組み合わせであれば学習意欲が続きそうだ、
または続かないだろうという具体的な組み合わせを教えていただけないでしょうか?

少なくともポジションに関しては、マハーダシャーがケンドラの吉星か
ウパチャヤの凶星のときに占星術の勉強を始めるといいという記事が
塾内にあることは知っています。しかし、アンタラダシャーのところ
までは知りません。マハーダシャーの惑星からカウントして○室目と
いった感じで算定するのでしょうか。

(3)
占星術の勉強を始めようと思った際、前後数年間の土星と木星のダブル
トランジットは考慮しないのでしょうか?


以上です。よろしくお願いします。




Re:横から質問失礼します オベロン - 07/12/15(土) 1:06 -

複雑な占星術の法則を無視すれば間違った解釈が生まれてしまいます。
とは言っても導く答えは常に一つのはずなので、技法や法則はある程度単純化して適用することも必用です。
星の配置 ダシャー トランジット、どれ一つとっても単純なものではないのにそのまま全て合わせて解釈すると訳が分からなくなってしまいます。
細かいことにこだわりすぎず、経験から来るバランス感覚から判断することも要求されます。
しかしインド占星術の性質からは霊的な感に頼るということはしたくないと思っています。
なので私の発言はキテレツさんの疑問に答えられるほど細かく検証されたものからなされたのではありません。
詳しくはここや有名人から実例を集めて徹底的に検証していくしかありません。
鑑定を待っていらっしゃる依頼者は常にいるものですから。
私も学習した技法が意味があるのか確かめるために徐々に鑑定を再開したいと思っています。
占星術は実際に活用して得られた結果から理解を深めていく性質の学問ですから。

>(1)
>>7室に木星が関係していたり4室や9室が強い人は独学が向いてない場合もある
>>5室が強い人は英語で学ぶ覚悟ぐらいあってもいい
>
>この2つの理論(ロジック)を説明していただけないでしょうか?
>
>特に、同じトリコーナハウスなのに5室、9室で差異が生じている
>理由が知りたいです。あと、外国語であれば3室(コミュニケーション)や
>12室(外国)も考慮したほうが良い気がするのですが、どうでしょうか。
>
>自分の予想を書くと、以下のような感じです。
>
>7室に木星が関係している・・・
>生来的な師である木星が他人を表す7室に関係することで、独学でなくとも
>自然と師に恵まれる?
>4室が強い・・・モクシャハウスであることと何らかの関係がある?
>9室が強い・・・トリコーナハウスであることと、9室の象意中にある宗教性と
>何らかの関係がある?
>
>5室が強い・・・5室象意である趣味・高度な教育に長けているのだから
>英語ぐらいなんのその、という感じで文脈がつながる?
>
>
これは推測されている通りの意味です。
7室木星は教師と縁があるということです。
ラグナや月からみて7室の木星ということだけではなくて、木星と7―7の位置の惑星が多い場合も相当します。
9室支配星が7室だったり、グルや教師を示すこともありナイサルギカアートマカラカ?の太陽と木星が7―7の場合も意味があります。
単に木星を教師のカラカとしてその状態をみるだけでもいいです。

4室は教育で5室は高度な精神性と自発性も意味します。9室はグルという意味からいいました。
教育が4室か5室かということは占星家で意見が分かれるようです。
4室に凶星5室に吉星 4室に吉星5室に凶星という場合は独学かどうか判断しやすくなります。
実際には出生図だけでなく、ナヴァンサ ビィムシャンシャ シッダーンサもいろんな点から考慮が必要になるので分かりやすい法則化は困難です。
実際に、「運命と時輪」の「多くの分割図で9室に在住する惑星の時期は素晴らしい時期になる」という法則をそのまま当てはめても、私の木星期は私生活を除いてはよくないことが多いです。

>(2)
>> 後はダシャーを見てみて今後も学習意欲が続くのか考慮するべきです。
>
>これは、惑星のポジションを絡めて考慮しつつ、ヴィムショッタリダシャーで
>判断するという解釈でよろしいでしょうか?
>もしそうであれば、ラーシの惑星がこのようなポジションで、かつマハーダシャーと
>アンタラダシャーが以下のような組み合わせであれば学習意欲が続きそうだ、
>または続かないだろうという具体的な組み合わせを教えていただけないでしょうか?
>
たぶんこのサイトにもあるバスカラナンダ師の言葉を読まれたのだと思います。
長期的視野でのアドバイスなのでダシャーを考慮するのは前後のマハーダシャーだけです。
私の場合だとアルタハウス2室に在住する太陽期には、僅かに水星 ケートゥのアンタルを除いてほとんど本を読まなかったし神秘的なものへの関心も起きませんでした。
学習に向くのはマハーでもアンタルでも生来的吉星でケンドラかトリコーナに在住するか5室か9室を支配するかジャイミニでプトラカーラカだったりすると良いと思われます。
8室や12室もオカルト神秘のハウスなので関係します。
ダシャーはもちろんチャラダシャーやナラヤナダシャーなどのラーシダシャー、分割図で強力に作用するカーラチャクラダシャーも使ってください。

>少なくともポジションに関しては、マハーダシャーがケンドラの吉星か
>ウパチャヤの凶星のときに占星術の勉強を始めるといいという記事が
>塾内にあることは知っています。しかし、アンタラダシャーのところ
>までは知りません。マハーダシャーの惑星からカウントして○室目と
>いった感じで算定するのでしょうか。
>
これも「運命と時輪」に書かれているようにナヴァンシャにおいても考慮するべきと思いますが、これだけで占星術に目覚める時期を特定するのは困難です。
あらゆる技法を使って総合的に判断するべきではないでしょうか?

>(3)
>占星術の勉強を始めようと思った際、前後数年間の土星と木星のダブル
>トランジットは考慮しないのでしょうか?
>
>
>以上です。よろしくお願いします。
私が宗教や占いに目覚めた時期の例だと、「星を見つめる聖者たち」の法則が見事に当てはまっているようです。
詳しくは原書か「星を見つめる聖者たち」を読んでください。
5室や9室のダブルトランジットは全く関係してません。
土星が絡まないケートゥへの木星のトランジットが意味があるようです。
その場合出生図のケートゥの状態も見てもともとそのようなことが約束されているか見ておくことも必用です。
アルダラグナから見て何室かも意味がありそうです。これはラオ派の技法でないことはお分かりなはずです。
トランジットのジャイミニアスペクトも見る方法があるそうです。
当然アシュタカバルガも合わせて判断するのは基本です。



Re:横から質問失礼します キテレツ - 07/12/15(土) 14:03 -

まずはじめに、全体に渡りたいへん丁寧な解説ありがとうございます。
以下個別の返信です。


(1)の質問に関しては、ナイサルギカアートマカラカという用語や
4室5室の吉星凶星など細かい判断の部分は抜きにするとして、
おおよそオベロンさんが仰ったことは理解できたつもりです。

(2)に関しては、ポジションの条件やダシャーなどの条件は今後の
学習の上での参考にさせて頂きます。特にジャイミニのPKを考慮に入れると
いう観点にはハッとさせられました。

(3)に関してですが、

> 5室や9室のダブルトランジットは全く関係してません。

これは何となく理解できるんですが、ハウスへのトランジットではなく、
支配星や惑星の観点から見たダブルトランジットは一考の価値があるのでは
ないかと私は考えています。

例えば、吉の星座に在住 or 品位の良い木星、水星、モクシャハウス支配星の
複数にダブルトランジットが生じていた場合、それは占星術の勉強を始める
兆候の一つではないでしょうか。

> アルダラグナから見て何室かも意味がありそうです。これはラオ派の技法で
> ないことはお分かりなはずです。

すみません、これについては勉強不足で知りませんでした。ALに関しては
注意や関心が今までさほどなかったので、これを機会に少し調べてみようと
思います。


これらの質問の意図は、特に(1)のオベロンさんの指摘した独学部分の
解釈を私自身のラーシチャートに盲目的に適用すると、私自身が
おおよそ独学には向いていないかもねということになったからです。

もし私がインド占星術の勉強を始め、PACがおぼろげながらも
読めるなったときにこのオベロンさんの書き込みを読んのならば、
おそらく私は

「そうか、やっぱり自分は独学には向いていないのかな。でも先生に
習うにしても、近くにそんな先生もいないし、そんなお金もないし。
どうしようかな。うーん」

といった考えを持ち、ほんのわずかではあるものの占星術を学ぶ
意欲が揺らいでいたのではないかと思います。

私の個人的なスタンスを書かせていただければ、インド占星術を独学で行うには
限界点があると感じています。真面目に真髄を追求するのであれば、優秀な
先生が絶対に必要だと思います。だからと言って、インド占星術には先生が
いないとまともに勉強できないからよく考えてね、と婉曲的にでもそのように
とれる趣旨の発言をしたくはありません。

どんなことでも「学ぼう」と思ったその時その瞬間が、技法云々抜きに
ベストなタイミングであると言えるのではないでしょうか。
それがあらかじめ定められていたことであれ、ただの気まぐれであれです。
この点に関してオベロンさんのご意見をお伺いしたく思います。

間違っていたり、論点や趣旨がズレている所があれば遠慮なく指摘して
ください。よろしくお願いします。




Re:横から質問失礼します オベロン - 07/12/16(日) 14:50 -

ここでの発言は自分の体験を元になされています。
ちょっと偉そうな言い方に聞こえたかもしれません。
否定的な意味にとれる人が僅かにいたとしても全く無意味であるような内容ではないと思い発言しました。

>(1)の質問に関しては、ナイサルギカアートマカラカという用語や
>4室5室の吉星凶星など細かい判断の部分は抜きにするとして、
>おおよそオベロンさんが仰ったことは理解できたつもりです。
>
ナイサルギカカラカとスティラカラカの相違は理解してません。
ようするに固定表示体と同様なものと思います。

>(3)に関してですが、
>
>> 5室や9室のダブルトランジットは全く関係してません。
>
>これは何となく理解できるんですが、ハウスへのトランジットではなく、
>支配星や惑星の観点から見たダブルトランジットは一考の価値があるのでは
>ないかと私は考えています。
>
>例えば、吉の星座に在住 or 品位の良い木星、水星、モクシャハウス支配星の
>複数にダブルトランジットが生じていた場合、それは占星術の勉強を始める
>兆候の一つではないでしょうか。
>
それは考慮するべきと思います。単に私が研究不足なだけだと思います。
私の場合はALラグナ在住の出生の水星(PK)に木星が重なっていました。
木星(GK)の方が強いのですが24歳の時は全く縁が生じませんでした。
トランジットに関しては西洋式にも長所があると思っています。
サビアンのトランジットも意味があると感じています。
ただこれに関しては単純なものではないようなので、それこそ独学は厳しいかもしれません。

>これらの質問の意図は、特に(1)のオベロンさんの指摘した独学部分の
>解釈を私自身のラーシチャートに盲目的に適用すると、私自身が
>おおよそ独学には向いていないかもねということになったからです。
>
>もし私がインド占星術の勉強を始め、PACがおぼろげながらも
>読めるなったときにこのオベロンさんの書き込みを読んのならば、
>おそらく私は
>
>「そうか、やっぱり自分は独学には向いていないのかな。でも先生に
>習うにしても、近くにそんな先生もいないし、そんなお金もないし。
>どうしようかな。うーん」
>
>といった考えを持ち、ほんのわずかではあるものの占星術を学ぶ
>意欲が揺らいでいたのではないかと思います。
>
>私の個人的なスタンスを書かせていただければ、インド占星術を独学で行うには
>限界点があると感じています。真面目に真髄を追求するのであれば、優秀な
>先生が絶対に必要だと思います。だからと言って、インド占星術には先生が
>いないとまともに勉強できないからよく考えてね、と婉曲的にでもそのように
>とれる趣旨の発言をしたくはありません。
>
>どんなことでも「学ぼう」と思ったその時その瞬間が、技法云々抜きに
>ベストなタイミングであると言えるのではないでしょうか。
>それがあらかじめ定められていたことであれ、ただの気まぐれであれです。
>この点に関してオベロンさんのご意見をお伺いしたく思います。
>
>間違っていたり、論点や趣旨がズレている所があれば遠慮なく指摘して
>ください。よろしくお願いします。

この発言には逆にインド占星術は素晴らしいものだから、今はあまり学ぶ時期ではなくても何年後かに学習意欲が沸く時期が来るから希望を持って頑張ることもできますよという意味も含まれています。
私は金星の影響も大きくその時期に買ったPS2が壊れて最近までほこりをかぶって部屋にありました。
ソフトなどと合わせれば数万になるわけですがそのお金が今あれば全て本につぎ込みたいと考えるわけです。
先に言いましたようにそうした判断をする前に個人個人で占星術にどれぐらい価値をおくのかで違ってきます。
占いを仕事にしたいのかそうでなくとも深く極めたいのか、単に自分のチャートを理解して活用したいのか、それとも若い女性がファションのような軽い感覚で楽しみたいのか、いろいろな立場の人がいます。
私がここで言いたかったのは軽く楽しみたいような姿勢の人なら考慮した方がいいということです。

キテレツさんのように学習向きの人は時期はあまり問題ではなく独学か師につくかということになります。
それでは優秀なグルがいない日本人は独学派が有利でインド人は非独学派が優れた占い師になると考えることもできます。
言ってありますようにこの判断の仕方は簡単ではありません。
師と縁がある人でも一生付き従う場合もあれば一時期のみの場合だってあります。
将来的には人に教える立場に変わることも十分ある訳です。
そうしたこともダシャーで読み取れるものだと思っています。
本でのみ学ぶ独学派でもその本の著者を師と仰いでいるわけです、私や多くの人にとってはシュリ K.Nラオがそうした存在であるわけです。
精神的なハウスや水星や木星の状態が良く素質があるということにはそうした精神的な素養も含まれると思っています。
スピリチュアル系の考えだと目に見えない霊的な存在のグルとかいうものもあります。
私はバスカラナンダ師が説く最悪なヨーガの持ち主ですが、それを始めに知った時でも学ぶのを全くためらったりはしませんでした。
こうした発言を気にするかどうか占星術の解釈より自由意志を尊重するかは、その人の占星術への信頼度や姿勢によって異なります。
私は自由意志も運命の中に含まれるという考え方なのでそうした議論をしたくありません。
こうしたことは個人で判断するべきことと思いこうした形のスレッドでは細かい条件を与えて発言はしてないので責任は生じません。

>これらの質問の意図は、特に(1)のオベロンさんの指摘した独学部分の
>解釈を私自身のラーシチャートに盲目的に適用すると、私自身が
>おおよそ独学には向いていないかもねということになったからです。
>
これは私でもキテレツさんでも誰かを鑑定する時にもつながることなんです。
例えば歌手になりたいという若い人や30を過ぎて進学したいという人を鑑定した時に好意的な夢を持たせるようなことばかり言って鑑定しても、現実的な判断をしろという考えを持つ人もいるのです。
数年後にヨーガが発現するから頑張ってくださいと鑑定しても実際には全く目が出なかった場合どれぐらい鑑定者は責任を負うべきなんでしょうか?
その場合は鑑定力が甘いのか占星術にもともとそのような力がないのかどちらかになります。
あきらめて現実的な生き方をしなさいとアドバイスしても、依頼者は内心では気に入らないとすねるかもしれませんし、良い流れの人生になれば感謝されるかもしれません。
私は占星術にはその人の考え方の傾向や欠点も読みとって人生の流れも合わせて上手くアドバイスできると信じているので、このように方法論を探るよりもひたすら占星技術を磨くことに比重をおいたほうが有益だと思っています。
なのでこうした議論をするより占術の実践をしていきたいと思っています。
私にとっては占いは希望を持たせるエンターテイメントの一種でもあります。
こうしたスタイルや考え方もその人のチャートにしっかり出ているはずです。
だから考えの相違も起きるのだと理解して柔軟に考えてみてください。
今の月の状態も確認してみてください。


Re:返信感謝します キテレツ - 07/12/16(日) 18:12 -

はじめに、本当にありがとうございます。オベロンさんの熱意のこもった返信に
心打たれました。オベロンさんの返信は、私のみならず、この掲示板に集う
インド占星術を志す方々にとっても大変有意義なものであると思います。

まず始めに私が反省しなければならないのは、頭が固く、視野がかなり狭く
なっていたということです。

当初から私はインド占星術の習得を、自分でも何がなんだかよくわからない
「確信」をもって続けてきました。「この占星術の知識が、自分にとって何らかの
成長をもたらしてくれるはずだ」という、おおよそ根拠のない確信です。
そして、学習を続ければ続けるほど、その確信は次第に深まっていきました。

その確信の根拠の1つが、インド占星術の持つ精神的(スピリチュアル)な側面です。
細部を除いて私はこの側面に共感しています。私は習得の過程で、自分のチャートの中に
あるアリシュタの部分や目を背けたくなるような部分、今後待ち受けるアリシュタの時期
から目を背けず、腹をくくることにしました。

そして、苦あれば楽あり、自分の性格で矯正すべき部分は意識的に矯正し、苦しい時期は
むしろ楽しんで過ごしてみようじゃないかと前向きに捉え始めたその時から、明らかに
私の人生は好転し始めたのです。

これは私の人生の中で五指に入る強烈な体験でした。このインド占星術は、一人の人間の
あり方、生き方を変える力を持っていたのです。この経験から、私はインド占星術に
深く感謝するとともに、この占星術を真剣に学ぶということは、万人にとって価値が
あるはずだという考えを持つに至りました。

> この発言には逆にインド占星術は素晴らしいものだから、今はあまり学ぶ時期では
> なくても何年後かに学習意欲が沸く時期が来るから希望を持って頑張ることも
> できますよという意味も含まれています。

これはまさにこのような意識を持って発言しました。しかしながら、

> 先に言いましたようにそうした判断をする前に個人個人で占星術にどれぐらい価値を
> おくのかで違ってきます。
> 占いを仕事にしたいのかそうでなくとも深く極めたいのか、単に自分のチャートを
> 理解して活用したいのか、それとも若い女性がファションのような軽い感覚で
> 楽しみたいのか、いろいろな立場の人がいます。

とオベロンさんが仰るように、確かに世の中にはいろいろな立場の人がおり、個人の
考えは尊重しなければなりません。この観点が大幅にすっぽ抜けていました。
私のような考え方を持っている人は明らかに少数派でしょうし、大多数の人は
インド占星術を数ある占いの1つと見なしていると思われます。したがって、

> 私がここで言いたかったのは軽く楽しみたいような姿勢の人なら考慮した方が
> いいということです。

というように、にゃん吉さんへのアドバイスが「インド占星術をカジュアルに楽しみたい」
というスタンスを持つ方たちへといった趣旨であれば、切に納得することができます。


この個人の考えを尊重するという大原則は、次の独学部分の解釈についても
その通りだと思います。私もラオ先生の説く解釈に従えば「予言が当たらない」
占星術師なのですが、オベロンさんと同じく学ぶのをためらいませんでした。

運命と自由意志に関しては、オベロンさんと私では当然解釈が違うでしょうし、
おそらくこの問題に関してコンセンサス(複数の人による合意)を形成するのは
不可能だと思います。その意味でも、確かにこの種の議論は不毛だと感じます。
考えが至らず申し訳ありませんでした。


> 数年後にヨーガが発現するから頑張ってくださいと鑑定しても実際には全く目が
> 出なかった場合どれぐらい鑑定者は責任を負うべきなんでしょうか?
> その場合は鑑定力が甘いのか占星術にもともとそのような力がないのかどちらかになります。
> あきらめて現実的な生き方をしなさいとアドバイスしても、依頼者は内心では気に入らないと
> すねるかもしれませんし、良い流れの人生になれば感謝されるかもしれません。

これは実際に周囲の幾人かを占ってみて、本当にさじ加減が難しいなと感じています。
私はこのインド占星術が大きな力・ポテンシャルを持っている分、大きな責任も付きまとう
ことを時々忘れそうになります。その人のために自分はこの占星術を使って何ができるのか
考えた時、下手なことは言えませんし、言いたくありません。なので、

> 私は占星術にはその人の考え方の傾向や欠点も読みとって人生の流れも合わせて上手く
> アドバイスできると信じているので、このように方法論を探るよりもひたすら占星技術を
> 磨くことに比重をおいたほうが有益だと思っています。
> なのでこうした議論をするより占術の実践をしていきたいと思っています。

私はオベロンさんのこの考え方に全面的に賛同します。占術の実践の積み重ねという
行動をもって、私はこの問題に向き合っていきたいです。


> 私にとっては占いは希望を持たせるエンターテイメントの一種でもあります。
> こうしたスタイルや考え方もその人のチャートにしっかり出ているはずです。
> だから考えの相違も起きるのだと理解して柔軟に考えてみてください。


ご助言ありがとうございます。「柔軟に考える」というのはまさに私の克服すべき課題の
1つです。弁解になってしまいますが、今の私のマハーダシャーが土星であることも余計
頭が固くなっている要因だと思われます。インド占星術を相当深刻に捉えていた自分に
とって、オベロンさんの「占いは希望を持たせるエンターテイメントの一種」というお考えは、
大変新鮮な考え方に映りました。まさしくカウンターパンチでした。

オベロンさんの一連の返信から、私はインド占星術に対する多様な価値観を認める大切さに
改めて気づかされました。重ねてオベロンさん、ありがとうございました。
またいろいろと質問することがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
それでは失礼します。


Re:返信感謝します オベロン - 07/12/17(月) 1:04 -

とんでもありません。
こちらこそ返信ありがとうございます。
いつも読んでいる人は100人にも満たないと思いそんなに細かく考えているわけではないので、こちらも発言の仕方言葉の選び方を考えさせられました。
こうしたことを経て僅かでも上手い文や鑑定が書けるようになるのだと思います。
これはロムでなく実際に参加してみないと分からないことです。

>当初から私はインド占星術の習得を、自分でも何がなんだかよくわからない
>「確信」をもって続けてきました。「この占星術の知識が、自分にとって何らかの
>成長をもたらしてくれるはずだ」という、おおよそ根拠のない確信です。
>そして、学習を続ければ続けるほど、その確信は次第に深まっていきました。
>
>その確信の根拠の1つが、インド占星術の持つ精神的(スピリチュアル)な側面です。
>細部を除いて私はこの側面に共感しています。私は習得の過程で、自分のチャートの中に
>あるアリシュタの部分や目を背けたくなるような部分、今後待ち受けるアリシュタの時期
>から目を背けず、腹をくくることにしました。
>
>そして、苦あれば楽あり、自分の性格で矯正すべき部分は意識的に矯正し、苦しい時期は
>むしろ楽しんで過ごしてみようじゃないかと前向きに捉え始めたその時から、明らかに
>私の人生は好転し始めたのです。
>
>これは私の人生の中で五指に入る強烈な体験でした。このインド占星術は、一人の人間の
>あり方、生き方を変える力を持っていたのです。この経験から、私はインド占星術に
>深く感謝するとともに、この占星術を真剣に学ぶということは、万人にとって価値が
>あるはずだという考えを持つに至りました。
>
それぐらいの体験をしているのなら、何万も本につぎ込んでも惜しくないし学生の頃何の意味もないと放棄していた英語もなんでもなく読めるようになりますし四六時中占星術で頭がいっぱいになっていても不思議でなくなるものです。
ラオ先生やそのグルの方たちのスピリチュアル占星術に心酔するような気持ちになったものだから、「星を見つめる聖者たち」をベスト2に選んだのです。
どの程度そうした精神論などを用いて鑑定するかは難しいところですが、微力ながら人にも占星術の実践による喜びを味わって頂きたいと思い努力しています。

>> 私にとっては占いは希望を持たせるエンターテイメントの一種でもあります。
>> こうしたスタイルや考え方もその人のチャートにしっかり出ているはずです。
>> だから考えの相違も起きるのだと理解して柔軟に考えてみてください。
>
>
>ご助言ありがとうございます。「柔軟に考える」というのはまさに私の克服すべき課題の
>1つです。弁解になってしまいますが、今の私のマハーダシャーが土星であることも余計
>頭が固くなっている要因だと思われます。インド占星術を相当深刻に捉えていた自分に
>とって、オベロンさんの「占いは希望を持たせるエンターテイメントの一種」というお考えは、
>大変新鮮な考え方に映りました。まさしくカウンターパンチでした。
>
なるべく自分の例は出さないようにしていますが、私も精神的な事に価値を求める時期は常にアンタルダシャーの土星期なんです。
土星期にこの道に入るということは次は水星 ケートゥと続くようになっているので寧ろ有利とも言えます。
土星が月やラグナに影響を与えている場合は悲観的な考えに陥りやすいので、木星や金星が緩和する要素と判断もできますが努力家の面は評価するべきです。
9室が強過ぎても固定観念にとらわれて柔軟な発想はできなくなります。
それが良く出るか問題のある性質に発展するかは可動固定柔軟の星座の性質も合わせて判断します。
木星や水星やケートゥが占星術の全ての指標ではなく、金星が強くその時期を経てきたならそれは先の演出力とできるものです。
10室が強く仕事に比重をおいた生き方をしてきたなら現実的経験を鑑定に活かして適職鑑定が得意にしたり、土星期を経てきて苦労したなら深刻な悩みのある人を助けることもできるのです。

>オベロンさんの一連の返信から、私はインド占星術に対する多様な価値観を認める大切さに
>改めて気づかされました。重ねてオベロンさん、ありがとうございました。
>またいろいろと質問することがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
>それでは失礼します。
とんでもないです。
ともに努力していきましょう。
具体的な判断の仕方で不満があればメールをください。
ブログも楽しみにしています。




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