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うちゃのブログ

インド占星術の雑記帳。 「インド占星塾」の掲示板に棲息していた占星術家の、素人目線の研究結果です。学習の参考にご利用ください。

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支配星と、ハウスにからむ惑星

ラオ先生の、「Ups and Downs in Career」を日本語で読み返してる。
昔、英語の原本を四苦八苦しながら読んでたこの本、名著です。

そこに、こんなことが書いてある。
「10室に絡む惑星、あるいは10室の支配星、7室に絡む惑星、あるいは7室の支配星だけが、そのマハーダシャーとアンタルダシャーのときに、高い地位と名誉をもたらす可能性を高めます。」(「ダブル・トランジットが明かすキャリアの浮き沈み」p.54)

ここの1行は、ダシャー研究家の私にはとっても勉強になったとこ。

高い地位や名誉を得られるホロスコープかどうか、を見るときは、
10室だけじゃなくて、5室だったり6室だったり9室だったり11室も見る。
これは、その人のもともと持ってる資質みたいなもの。

でもダシャーを見るときは、10室と7室限定なのよね。
これを私は何十件も検証してみて、
ダシャーの見方とホロスコープそのものの見方って、違うんだなってことを理解した。

あと、この順番も面白い。
「10室の支配星」よりも先に、「10室に絡む惑星」が来ている。
たとえば10室の支配星と別の惑星が星座交換していたら、星座交換してる惑星のほうが先に来ることになる。
このへんも、ダシャーを見るときにとても参考になったところ。

インド占星術は、静的鑑定と動的鑑定でワンセット。
動的ばっかりやってる私は、いつまでたっても成長できないw

| 仕事運 | 19:26 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

10H惑星集中に加えてSaのアスペクトありと、絡む星が多くて訳がわからない感ありますが、

>たとえば10室の支配星と別の惑星が星座交換していたら、星座交換してる惑星のほうが先に来ることになる。

これ、身に覚えがあります。
ぷーは2-7でMaとMeが交換するドゥビっ子ですが、ドゥビダシャーでは先に来る、Maに恋愛イベント発生ですが、続くMeでも発生します。
7HにいるのはMeなので、交換相手の方が先にくる、は一応あてはまります。
ドゥビダシャーの構造上、絶対にMaが先にまわってくるし、ダシャーは連続で並ぶ惑星どうしの交換だからなんともいえない部分はありますが、言われてみれば、と思ったので書き込んでおきます。

| ぷー | 2023/01/30 09:21 | URL |

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| | 2023/01/30 22:19 | |

この絡むというのは、7室、10室の在住星も含まれるのですか?

| 通りすがり | 2023/02/02 04:29 | URL |

ご無沙汰しております

7室がクローズアップするのは10室のハイオクターブって考え方なんでしょうか

10室惑星集中で4惑星、7室にも1つ在住していて、要はラーフとケートゥと土星と火星以外は今回のテーマの適応範囲になってしまうのですが、
これまでの人生で一番名誉を得ていたのが火星期、お仕事好調なのが現在の土星期って言う人間がここにおります
蠍座ラグナで5Lの木星が10室に在住して、10L太陽とコンジャンクション(+7L金星もコンジャンクション)してたら普通は木星期が絶好調な気がするんですが、あまり苦労もなく幸運ではあったけど埋もれて清貧でした
状況は今(土星期)の方がいいんです
…トラブルは多いけど

ちなみに土星は減衰の特別法則(3Lが6H在住のヴァルゴッタマ)&ニーチャバンガです
火星も6L減衰で特別法則&ニーチャバンガ

これはこれ、それはそれ、なのかしら

| シマエナガ | 2023/02/07 21:16 | URL | ≫ EDIT

10室からみた10室=7室だからでしょうか。
私の場合7L金星が10H在住で、10Lが11Hで惑星集中。10Lとコンジャクトしている木星期のマハーダシャーの時期は、社会的地位どころか上司のパワハラ(もとい、モラハラ)で地位どころか意欲も消滅してた時期でした。意欲や状況は、土星期の方がずっと良いです。シマエナガさん同様の蠍座ラグナで、例外則の土星。

ですが、土星期のアンタル金星期では、確かに昇進のチャンスはあったかも。家族の大病で蹴り飛ばすはめになりましたが、可能性としてはありました。

今のアンタルラーフは、金星がケートゥとコンジャクトなので金星からアスペクトを受けているといえますが、こじつけに近い関係性と思います。

| ichi | 2023/02/08 19:56 | URL | ≫ EDIT

私も蠍座ラグナで、例外則の土星です。

5室魚座にて10L太陽と9L月がコンジャンクト。

しかし、太陽期・月期に仕事で躍進したかと言えば
そんなこともなく、仕事運はボチボチといったところです。

5室(10室から8室め)というのがネックなのかも。
ダルマカルマラージャヨガのエネルギーは趣味とか別の
所に流れているようです(占術の学習を本格的に始めた
のは月期から)。

| magi | 2023/02/08 22:27 | URL | ≫ EDIT

Re:

ぷーさん、
体験談、いつもありがとうございます。
ドゥビダシャーだと、また別の見方になる可能性があって、それも視野にいれて検証してくれるので勉強になります。

通りすがりさん、シマエナガさん、ichiさん、
7室が強調されるのは2つの意味があって、
一つは10室からみた10室目だから。
もう一つは対人関係において他人から強く注目される時期なので
社会的存在意義が増している時期=仕事で成功している時期
ってことなんだと思います。


magiさん、
5室とか9室って、心の幸福度に関係するハウスだから
仕事の邁進度とは必ずしも一致しないらしい。
というか、往々にして一致しない。

| うちゃ | 2023/02/19 23:29 | URL | ≫ EDIT

ダシャーでは「10室の支配星」よりも、「10室に絡む惑星」を先に考慮する。ということは、
結婚や出産でも、たとえば、「7室の支配星」よりも、「7室に絡む惑星」を先に考慮する。と同様に考えるのは安易でしょうか?
アンタルダシャーの惑星が支配するハウスよりも在住ハウスの象意が実現しやすいのは、その現れの一つかもしれないなと、思いました。

| 雨水 | 2023/02/20 05:33 | URL | ≫ EDIT















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