2023.01.29 Sun
支配星と、ハウスにからむ惑星
昔、英語の原本を四苦八苦しながら読んでたこの本、名著です。
そこに、こんなことが書いてある。
「10室に絡む惑星、あるいは10室の支配星、7室に絡む惑星、あるいは7室の支配星だけが、そのマハーダシャーとアンタルダシャーのときに、高い地位と名誉をもたらす可能性を高めます。」(「ダブル・トランジットが明かすキャリアの浮き沈み」p.54)
ここの1行は、ダシャー研究家の私にはとっても勉強になったとこ。
高い地位や名誉を得られるホロスコープかどうか、を見るときは、
10室だけじゃなくて、5室だったり6室だったり9室だったり11室も見る。
これは、その人のもともと持ってる資質みたいなもの。
でもダシャーを見るときは、10室と7室限定なのよね。
これを私は何十件も検証してみて、
ダシャーの見方とホロスコープそのものの見方って、違うんだなってことを理解した。
あと、この順番も面白い。
「10室の支配星」よりも先に、「10室に絡む惑星」が来ている。
たとえば10室の支配星と別の惑星が星座交換していたら、星座交換してる惑星のほうが先に来ることになる。
このへんも、ダシャーを見るときにとても参考になったところ。
インド占星術は、静的鑑定と動的鑑定でワンセット。
動的ばっかりやってる私は、いつまでたっても成長できないw
| 仕事運 | 19:26 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑
10H惑星集中に加えてSaのアスペクトありと、絡む星が多くて訳がわからない感ありますが、
>たとえば10室の支配星と別の惑星が星座交換していたら、星座交換してる惑星のほうが先に来ることになる。
これ、身に覚えがあります。
ぷーは2-7でMaとMeが交換するドゥビっ子ですが、ドゥビダシャーでは先に来る、Maに恋愛イベント発生ですが、続くMeでも発生します。
7HにいるのはMeなので、交換相手の方が先にくる、は一応あてはまります。
ドゥビダシャーの構造上、絶対にMaが先にまわってくるし、ダシャーは連続で並ぶ惑星どうしの交換だからなんともいえない部分はありますが、言われてみれば、と思ったので書き込んでおきます。
| ぷー | 2023/01/30 09:21 | URL |