2022.10.07 Fri
太陽と月と8室
ドゥシュタナに負けない惑星
という記事で
太陽と月は8室を支配しても、その悪影響を受けない
という説を紹介しました。
その9年後、
満月は吉、その6、月の強さと鑑定
という記事で
月が、半月から新月に向かっていて、8室に在住して、ケーマドルマ・ヨーガの人は、心が折れやすいかもしれない
って書いた。
その8年後、この2つはどういうこと?って
灯火さんがツッコミを。
17年ごしのツッコミ。ブログおそるべし。
仕方ない、解説します。
そのダシャーのときに
・予想外の変化

と
・精神的な悩み

を経験します。
多かれ少なかれ、だいたい9割以上の人がこれを経験します。
そして、このダシャーが終わったときには、
精神性とか考察する力みたいなものが磨かれている。
めでたしめでたし。
でも、魂を表わす太陽や、心を表わす月の場合は、なんか空気が違う。
生じた変化や悩みに対して、ありのままに受け止める傾向

だから、太陽期になったり月期になっても
「この人はきっと、突然の変化で悩むだろうな」って予測が当たらない。
変化をこやしにして成長する面のほうが大きかったりするのよ。
そういう事例を何件も見てきたので、
太陽と月は8室を支配しても、その悪影響を受けない説
って当たってると思った。
ただし、これは何十人も見てきて大雑把にとらえた印象なので
個別のホロスコープごとだとこのニュアンスを伝えるのが難しい。
だから17年前の記事には
「断言するまでの自信はない。偽のほどは、各自で調べてね」
って書いて逃げました。
さて、
「太陽+8室」や「月+8室」のダシャーで悩みが緩和されるのは、
あくまでもマハーダシャーとかアンタルダシャーの話。
「太陽 with 8室」や「月 with 8室」によって8室が与える傷は、実は緩和されてない。
ホロスコープ全体でいえば、やっぱり傷はあって、
性格的な傾向とか、惑星の象意が示すものごとを見ると、確かに8室によって太陽も月も傷ついてる。
たとえば月の場合、「心 with 哲学」で、考え込みやすい傾向が強まる。
これも8割以上の確率で当たる。
だから、8室に月がある人に言葉を投げかけるときは、注意しとこ、ってことになります。
長い解説になってしまった。いいわけがましくてごめんね。

ドゥシュタナに負けない惑星
満月は吉、その6、月の強さと鑑定
| ダシャー | 20:34 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
D9の8HにSuがいますが、Sa/Su期は悩んでましたね。
SaとSuの相性が悪いから、なおさらタチ悪い。
| ぷー | 2022/10/07 23:27 | URL |