2007.01.27 Sat
さらに深く、宝石について

今回は、気むずかしい

宝石に関するsamadhiさんの考え方。
それなりの説得力があると思ったので
このブログにポイントだけメモっときます。
最後のほう、難しすぎてまったくついていけなくなりましたが

救済策について
samadhi - 06/12/25(月) 17:31 -
少し話題が沸騰している、宝石を身に着けることが効果があるのかどうかという問題についは、どうして、改善する対策としての一方法として、宝石を身に着けることが効果があるか?全く逆効果になるのかという視点の原理的認識が求められるところがあるでしょう。
それではどうしてこのような改善する為の対策があって、そしてその対策が有効であるとみなされるのでしょうか?
この効能については、喩え話が判り易いでしょう。現代の生活において天気予報が発達していますが、自分が行動する地域で、小雨、雨、豪雨、暴風雨、大雪などがあるとしましょう。そしてどこかへ出かける前に予報を知らないで何も持たずに出かける人と、その正確な予報を知ってしかも出かけるとき、傘を持って出かけた人がいたとしましょう。(車でなくて歩いて長距離を行動しなくてはならない場合を想定します)
傘を持って出かけた人の場合には、小雨、雨、豪雨、暴風雨の程度の差によって雨に濡れる程度は異なりますが、雨宿りなどしてその時の行動を制限されることなく、何とか、ちょっと濡れて不快感を感じたり、ずぶ濡れになったり、風邪を引いたり、などから免れるでしょう。しかし暴風雨であれば、返って傘を持っていても邪魔になってその日の行動が極端に制限されるでしょう。一方何も待たずに出かけた人は、雨の程度に従い、ちょっと濡れる程度か、濡れなくてはならないか、あるいはその時予定していた行動を途中で変更しなければならなくなるでしょう。
この時持って行く傘がちょうど宝石を身に着けることにあたります。したがって、自らの身の周りに起こる現象を無くしたりあるいは変えることができて、起こるべき事柄を避けて通れるような効果は全ての救済策にあるのではなくて、障害や苦しみの軽減のみには役立つものでなのです。
けれども、自己が無始の過去から積み続けているカルマを完全に改善できることに効果を発揮するように使われたり、あるいは何らかの自我欲求が満たされるようなものに使おうとしても、効果は全く期待すべきではないということです。(自我欲求が満たされる効果はあったとしても必ずその精算を余儀なくされ、返って宝石を身に着けることによって成就した自我欲求のためにさらなる苦しみを招く効果を発揮するでしょう)
(中略)
また鉱物や宝石の処方の具体例は、スリ・ユクテスハがパラマハンサヨガナンダに処方した内容が、「あるヨーギーの自叙伝」森北出版p169~p197その他に記載されています。興味のある方は一読されると良いと思います。
平たく言えば、適切に処方された貴石を身に着けることによって、悪い天候(辛い事象)の時に対して、些細な予防と防護には確かな効果(傘の役目)は発揮します。
しかしながら、地位や名誉や財産や都合の良い恋愛の成就の為など、自我執着を増大させるために効果を期待するような目的のために、活用されるものとして研究されたものでは決してないと言うことです。
by samadhi
Re:救済策について
ちゃーと - 06/12/25(月) 22:27 -
samadhiさんは宝石療法に対して、
私たちはどう向き合えば良いのかを書いていただきましたが、
samadhiさんご自身は本当に、
宝石はそれを身に着けた人に何らかの影響をもたらすと思いますか?
もしあるとしたら、それはプラシーボ的な影響力でしょうか?
それとも物理的な影響力でしょうか?
また宝石は肌に着けないと効果がないといいますが、
それは本当だと思いますか?
プラシーボ効果?
samadhi - 06/12/26(火) 0:33 -
個人的実証経験で意見を書いているので、全ての人の場合に必ず当てはまるかどうかというと自身はないですが、間違いなく効果はあると考えています。ただしそれは先に書いたような意味で軽減若しくは、悪い状況の緩和という意味においてです。ですからプラシーボ的な影響かと問われると・・・プラシーボが意味不明でしたので調べました。
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プラシーボは患者さんを喜ばせることを目的とした、薬理作用のない薬のことを指すようになったのです。通常、医学の世界では乳糖や澱粉、生理食塩水が使われます。従って、プラシーボ効果は、このような薬理作用のないものによりもたらされる症状や効果のことをいいます。それはいい場合と(治療効果)、悪い場合(副作用)の両面があります。「これは痛みによく効くよ。」といわれて、乳糖を飲んで、痛みがなくなったり、逆に吐き気がでたりすることがあります。この場合、プラシーボにあたるのが乳糖であり、プラシーボ効果にあたるのが、鎮痛効果であり(治療効果)、吐き気(副作用)であるわけです。
プラシーボ効果がどうして起こるかについては、次のようなことが考えられています。
1)暗示効果、2)条件付け、3)自然治癒力、4)その他
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これは治療効果のある薬と医学的には効果がないものとされる偽薬の投薬による効能について言っているようですから、救済策全般で言いますと、各天体毎とその特定されるラグナ毎、及びダシャー期毎にそれぞれ処方すべきヤントラ、マントラ、施しのための物品、宝石、代用宝石、特定の神性への崇拝、ラル・キタブ対策、生活習慣の改善、などなどは、時期によって処方すべきものが異なる場合がありますが、適切に処方されるものは、目的が基本的に生来的吉星及びラグナ特定された吉作用の天体とされているものが、傷ついている場合にその作用を強める目的でされるものは、必ず効能があるでしょう。
しかし生来的凶星若しくは機能的凶星を強めることを適用しようとすれば、非常に注意を要するでしょう。私個人の意見としては特に生来的凶星を適用する場合、宝石のみで改善する対策では、本質的な対策とはなり得ない可能性が高いと感じています。
しかし一生のお守り程度の感覚でラグナ対応の貴石は身体的保護に対する機能は相当高いと思います。
ただし、先にも書きましたように、起こるべき可能性の高い試練を無いものにしたり、あるいは単なる願望達成の手段としてかりに効果のあるものを身に着け、それによって満たされることとなった場合、必ずその得られた喜びの返礼が、苦しみとして与えていただくこととなる仕組みになっていると思います。
肌に着けないと効果がない理由は明白であると思われます。なぜなら、例えば、ラグナが、牡牛座獅子座射手座水瓶座双子座山羊座の場合で月が自身のサイン、高揚サイン、あるいは、友人のサインにない限り、白色の真珠は着けられべきでないと、一般に言いますように、身体を象徴するラグナからみた吉の室を支配しないから良くないとされますから、当然肌に直接接する形で金額の高価な必要はありませんが、それ相当の大きなものを身に着けないと機能しないでしょう。
また最も基礎的な原理として自ら光りを発するものはこの地球環境では太陽だけですけれども、それぞれの衛星や惑星は太陽からの反射光を地球に投げかけています。したがってその各天体と同質の光を反射する物が、あるいは磁気的電気的傾向の同質の物によって、その惑星の機能を強化することを目的にしているところがありますが、本質的にはその光の性質の『こころの光』を強化することにありますので、より効果的なのは、ヤントラ、マントラ、施しのための物品、特定の神性への崇拝の方であることは明白でしょう。
ちゃーと - 06/12/26(火) 12:54 -
これを読むと、宝石療法はあまり優れてないように思えるのですが
逆に宝石を利用したほうが良いケースなどはあるのでしょうか?
マントラのように努力しなくても良い、便利なところぐらいでしょうか?
samadhi - 06/12/26(火) 19:25 -
この件では全くの私見を許されるなら、まさに宝石を使うことは地元素の範疇のものに、より効果的であることは間違いないでしょう。(各惑星が四元素に分類されその機能の代替として使われるのでその元素を著わす面は認めつつも、石そのものの元素分類では上記の要素が強いと考えられるでしょう。)
従って、地、水、火、風の四元素の不全の緩和の内どうしても物理的要素の不全に対して機能し易いと考えています。しかし、他のものは、水元素、火元素、風元素の不全に対応しやすい面があると考えられますので、自ら努力する必要がないと言っても、それを自ら信じ改善策として選択して採用する限り、それなりに有効に機能するものであると考えています。
ベピン・ビハリ氏は救済策に関連した記事で、宿命論に終わらない為にも救済策は真剣に科学的に検証して有効なものを探し出すべきであると言っていますね。
Solve Your Problems Astrologically から
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すべての占星術師は、全ての惑星が独特の放射をするということを知ります。苦しみの多くは、すなわち3つの惑星、土星、火星とラーフによって主として起こされます。しかし、それらの独特の放射を検討する前に、常識と人の問題に取り組む若干の他の方式と関連づけられるならば、占星術の認識がどうして有効であることができるかについて示すために話題に関連性のあるそのの個人的な経験を公開することが有用でしょう。
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と語ったあとに実例を幾つか挙げて宝石のみでは、完全に状況改善になかなか至れず、複合的に、あるいは替わって、マントラとジャバ(ジャパム)寺院に行くべきこと、宝石を着けることでの副作用などなどを示しています。
我々が通常認めるより、占星術のより多くの次元があることを示しています。本質的に、いくつかの点で全体の明らかな世界で神秘的な力を染み込ませる必要性を強調していますね。
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「インド占星術の秘法」という書物を著したミス・ペル●フォネー氏は、パワストグッズも販売されてまして(相場から行くとちょっとお高目ス)、そっちのサイトでこういうことをお書きになってます。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/power-stone/indian_astrology.html
早い話が、「一番弱い星を高める処方」っていうのがこの方の流儀のようです。
ここまできっぱり言い切っているのも珍しかったので、ご紹介してみます。
石集めが好きな関係で、相当の種類の石持ってまして、「原石」が好きな関係で「宝石」というほどのクオリティの石ではないですが、自分にとって弱い(弱いというのもいろいろな捉え方がありますが)惑星の石も持ってます。
で、持ってみた結果ですが、特に悪いことは起きないですね。
ただ、偶然かなんなのか、この石を身につけてると、胃を壊してるというわけでもないのに決まって口臭がきつくなるんですよ(笑) 真偽のほどはわかりませんが、とある人からは「浄化」がおこってるんじゃないかと言われたことがあります。
あと、「オーリングテスト」という自分に合う物質・合わない物質を判断するための簡単なテストみたいなものがあるんですが(こちらも真偽のほどは不明。ただ、まあ参考の一つという感じでとらえてます)、試しに石もってそれをやってみたら、「合う」って結果が出ましたね。
※オーリングテストについてはこちらを・・・。
http://www.geocities.jp/tada178jp/sub1.htm
個人的には、samadhiさんもおっしゃってるみたいに、プラシーボ・気の持ちようなんではないかと思ってます。
こういうパワスト持ちたがる方の中には、石に「依存」しちゃう関係になっちゃう方がわりと多くいらっしゃるんですが、それだと、何やってもうまくいかないだろうと思います。それは石を持つ持たないに限った話じゃないだろうし。
結局はその人がどういうことを考え、どんな行動してるのかってとこに、必ず落ち着いちゃうんですよね。
| ろまー | 2007/01/28 00:51 | URL | ≫ EDIT