2019.01.25 Fri
インド占星術と四柱推命の違い
四柱推命ですと、
『あなたは火の要素が足りないから、火の運気が来るとor 火だらけの人と付き合うと、うまくいく』というような『五行を補う』鑑定をし、またそれが大変よく当たります。
インド占星術では、そうした『○○が足りないから、○○を持った人と付き合って/○○の方角へ行って、補いましょう』という鑑定法は、宝石商法以外では見かけない気がします。
これは、『偏った要素を、中庸にすることこそ最上』な東洋思想が、インドの土壌では見られないからでしょうか。
つまりインド占星術では、こうした『偏り、傷』はそのまま受け入れて、個性として伸ばす…というのが、鑑定の王道なのでしょうか。
私は、四柱推命も勉強し(ようとし)たことあるけど
感性がフィットしないというか、インド占星術みたいにのめりこめませんでした。
ご縁がなかったのね、きっと。
知識量も経験量もぜんぜん違うから、占術としての優劣については比較できないけど、
インド哲学と中国哲学との違いが、占星術の違いの根底にあるんじゃないかな。

そのバランスが崩れることが悪、バランスが取れていることが善だと考えます。
だから、足りない部分を補うというのが大原則になります。

前世の因果が今世を形作り、現世の行為が来世を作るという流れが大前提になります。
占星術は、前世の因果のうち、確定的でもはや受け入れざるを得ない因果を読み取り(「そのまま受け入れて」ですね)、
残りの部分(今世の努力でどうにかなる部分)についてアドバイスします。
それをどう来世につなげていくかは、占い師の宗教観によってそれぞれ変わってくるんだと思う。
簡単に言うと、おおざっぱな印象なんだけど、
四柱推命は、「開運」のために「自分の特質を理解」しようとする
インド占星術は、「自分の特質を理解」した結果として「開運」というおまけがついてくる
って違いがあるんじゃないかな。
| 西洋占星術との比較 | 23:48 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑
開運
四柱推命、インド占星術
どちらにも開運要素はあるなあと感じています
ただ
四柱推命は中国で発展
インド占星術はインドで発展
中国のお国柄なのか
表現がキツイというか
悪い命式を見ているとドキドキ怖くなる感じがあります
なので
四柱推命で自分の命式を見ていると
とても気が滅入ります
その点
インド占星術は
まだマイルドな表現かなと
(例えマーラカ ムリチュバーギャ
などであっても)
これは受け取り手の感覚もありますかね
私は
インド占星術ので自分のチャートを見ている方が
人生を前向きに人生考えられます
どの占星術でも
ある一定のレベル以上になると
診断者の個性により
こうすれば開運するよ、という方法自体も違ってくると思いますが
個人的には
火や水が強い
などといわれるより
ハウスや惑星で表現されるほうが
イメージもしやすいというのもあります
| なのは | 2019/01/28 09:02 | URL | ≫ EDIT