2018.09.30 Sun
元寇のホロスコープ(誤)
今日は、元寇



ときは1274年10月3日。
蒙古・漢・高麗の連合軍は、「女真人の軍勢の到着を待って(Wikipediaより)」
朝鮮半島の合浦(がっぽ)を出航しました。
午前10時としてパラシャラズ・ライトでホロスコープを作ると、こうなります。
文永の役・出港

1274年10月3日午前10時、現在の韓国・釜山
大船団が夜明け前に出港するとは考えにくいから、ラグナは天秤座より後。
11時過ぎてもう真昼近くになって船出ってのも不自然だから、射手座ラグナでもないだろう。
ということで、ラグナは天秤座


ここからが占星術の楽しいところ。
「女真人の軍勢の到着を待って」が気になる。
これで、出発時間が蠍座ラグナにずれこんだかもしれない。
そしてそれが運命の時輪を大きく狂わせ・・・

コワィィィ((ヽ(´Д`lll)ノ))((ヽ(lll´Д`)ノ))コワィィィ
結果的に、上陸して拠点が作れないまま、軍勢が半分以下になって敗走したことを考えると、
身体生命を表わす1室、安全な航行を表わす3室、戦いを表わす6室が弱いはず。
そんな切り口から、天秤座ラグナと蠍座ラグナを見比べてみる。



天秤座ラグナだったら、1室には定座の金星を含む惑星集中でパワフル。
3室と6室の支配星は5室在住でニッコニコ。5室は戦い(6室)を失うハウスとも考えられるけど。
蠍座ラグナだと、1室と6室を支配するのは火星。木星に保護されてるけど、土星とラーフに挟まれていて苦しそう。マーラカにアスペクトされてるってのも怖い。
3室にはケートゥがあって、見えていないところから攻撃されそう。
これは、蠍座ラグナかな。。。女真族の到着を待って、運勢が下がったのかも。
ついでに、もう2点、考えてみた。

戦争を表わすのは7室。
天秤座ラグナだと、7室の支配星は11室。じっくり我慢して最後には勝ちそう?
蠍座ラグナだと、7室の支配星は12室。外国との戦争。うん。


乗り物の事故は、4室と6室のコンビネーション。
天秤座ラグナにそのコンビネーションはない。
蠍座ラグナだと、6室の支配星である火星が、4室にアスペクトしてる。。。

新説。
元寇は、女真族が寝坊したせいで負けた。
byうちゃ
コメント欄での指摘にあるとおり、この記事で使ってるホロスコープは間違ってました。
ユリウス暦からグレゴリオ暦に修正して鑑定記事を書き直したので、そちらもご覧ください。

グレゴリオ暦とユリウス暦
元寇・改
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太陰暦を考慮してますか?
| | 2018/10/30 11:57 | URL |