fc2ブログ

うちゃのブログ

インド占星術の雑記帳。 「インド占星塾」の掲示板に棲息していた占星術家の、素人目線の研究結果です。学習の参考にご利用ください。

2022年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年06月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ペットのダシャー、6室

このブログでも、ペットを飼ってた時期がありました。
試しにこれをつかってダシャーを検証してみよう!

まず、このブログを始めた日のホロスコープ。
ブログ上の画像に大々的に書いてあるんだけど、
いつもの南インド式ホロスコープじゃないから、気づいてない人もいるかも。

ASCが乙女座で、1室に月と木星とケートゥがあって・・・
これが第一回目の記事をアップした日時のホロスコープとなっております。

第一回目の記事

ペットを飼い始めたのは火星-月-木星期。

ペット

ラグナから見て、火星は6室の支配星と相互アスペクト。月も木星も、6室の支配星からアスペクトされてます。
火星から見て、月と木星は6室に在住。
D9でも、
ラグナから見て、月は6室に在住。火星から見ると月は6室の支配星とコンジャンクト。

6室がこれだけ強いなら、ペットを飼い始めるダシャーとして十分だと思う。

≫ Read More

| ヴィムショッタリ・ダシャー | 20:51 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

2022年3月の検証

今年の3月と6月(から7月にかけて)運勢が下がる人が多いな

って印象から端を発した私の心配性。

もう5月になったので、3月の経済悪化がどんなふうに当たったのか(はずれたのか)を検証してみた。
これをやっておかないと、6月の予想の精度がにぶる。

今のところ、オイルショックとかリーマンショックとかみたいな衝撃的な経済悪化は見られません。
先行き不安とか出口が見えない不景気、って言っちゃえば、それはいつものこと。
3月に起きたセンセーショナルな出来事と言えば、地震と戦争。
でもあの地震ではそんなに甚大な被害はなかった。

去年の12月の時点で、予言めいた記事を書かなくてよかった。
予言記事を書いちゃうと、読者の多くは派手な現象を期待するから、
センセーショナルな事件が起きてくれないと落胆させてしまう。

で、私の本音だけど、3月経済悪化の予測は
だいたい当たったと考えてます。

≫ Read More

| 時事 | 21:26 | comments:20 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ラオ先生って人物を知るために

近代インド占星術の大御所、KNラオ先生を語るなら、絶対に読んでおきたい一冊。

「占星術が明かすカルマと輪廻転生」(KNラオ著、清水俊介訳、日本ジョーティシュ出版、2700円+税)

ラオ先生は熱心なヒンドゥー教徒で、ある意味、インドの伝統文化の伝道者という宗教的立場で
インド占星術の発展に携わってます。
そんなラオ先生が、押しつけがましい布教の姿勢は一切示さず、
ただ、インド占星術における宗教と占星術の関係を示した貴重な一冊です。

もともとは"Karma in Hindu Astrology"「ヒンドゥー占星術におけるカルマ」って本だったのが、
好評だったから"Rebirth in Hindu Astrology"「ヒンドゥー占星術における転生」を書いて、
第一部&第二部ってことで合体させたのが、この本らしい。
だから、第一部と第二部で色合いがずいぶんと変わってます。

第一部の本題は、カルマ。
正直、読みにくい。
ヒンディー語の単語がどっさり出てくるし、
ヒンドゥー教のカルマの説明とか経典が引用が延々と続き、
著者の考え方、時事ネタ、そして愚痴っぽい意見や皮肉。ついていくのが大変です。
翻訳の方針もあんまり定まってないし、占星術の技法も少なくて、
途中でつまらないって感じる読者も出てきそう。

端的に言うと、第一部は、
ラオ先生がヒンドゥー教徒の立場から世界中の占星術家たちに語り掛け、
近代ヒンドゥー占星術の現状を憂いてる、って感じの内容です。
そういう意味では、ラオ先生の生きざまをうかがい知るために、最適な代表作。

≫ Read More

| 書評 | 23:17 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ヨーギー、ボーギー、ローギー

インド占星術を研究するときは、
ただホロスコープを見てるだけじゃなくて
どんな人かによって条件分けをしてくことも大事。

「占星術が明かすカルマと輪廻転生」(P148)に、その一例が出てます。


魚座ラグナ/6室に木星/10室に火星、ってホロスコープの場合、
木星-火星期になると

ヨーギー(修行者)は、深い瞑想の体験が生じ、
ボーギー(一般人)は、お金に関わる裁判に巻き込まれ、
ローギー(病人)は、病気と闘う



同じ惑星配置、同じダシャーでも、3種類の人間によって出方が違うってこと。
これは、私も同感。

ダシャーを研究してると、こういうのがいくつも出てきます。

こういう法則性を自力で見つけようとしたら、
同じ惑星配置の人を何十人も鑑定しないといけない。
だから研究って大変だ。

その結果だけ教えてもらえる。
そんな私たちは幸運だと思う。

≫ Read More

| 技法いろいろ | 23:25 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

我が青春の420ページ

私にとって大切な思い出の本。

「ジェイミニのチャラ&マンドゥーク・ダシャー」(KNラオ著、清水俊介訳、日本ジョーティシュ出版、3500円+税)

私はこの本を原書で読んで、その後たくさんの鑑定に活用しました。
毎日毎日英語の辞書を引きながら読み進めていったのは、もう20年も前。
まだに青春の1ページ的な本です。
これが日本語で読めるってのは、ほんとにほんと、清水さんに感謝です。

私がホームページで紹介したチャラ・ダシャーは、この本がスタート地点。
改めて読み比べてみると、同じテーマとは思えなくて笑える。

現代世界にチャラ・ダシャーを紹介した歴史的な一冊なので、
ぜひ多くの人に読んでもらいたい本です。

≫ Read More

| 書評 | 21:36 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

マンドゥーク・ダシャー

清水さんの翻訳のおかげで、日本語でも学べることになったマンドゥーク・ダシャー。

このダシャーを50件以上使ったことのある日本人って、私くらいかと思ってる。

条件付きダシャーだから誰にでも使えるわけじゃないし、
ともかく計算がめんどくさい。
しかもパラシャラズライトとかシュリージョーティシュスターみたいな有料ソフトに出てこないから
すべて手計算で算出しないといけない。

4つ以上の惑星がケーンドラにあるホロスコープのみ、使用可能。
ダシャーは、アセンダントから始まったり、7室から始まったり、3つ飛んだり4つ飛んだり。
実に奇妙なダシャーです
ええ、複雑怪奇すぎて、このブログで説明する気にもならないし、
私がこのダシャーを多用してるって話も、今まで一度も言ってなかったかも。

≫ Read More

| ダシャー | 21:56 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |