インド占星術の鑑定では、分割図はすごく大切です。
どんくらい大切かっていうと、
元々のホロスコープで吉って出ていても、分割図で吉って出ていなかったら
大吉になってくれない、ってくらい大切です。

元々のホロスコープのこと、ラーシって言うんだけど、
ラーシと分割図の両方で同じことを示していないと
運勢がぼやけてくるっていうか、はっきりした感じで読み取れなくなります。


一番重要な分割図が９分割図、つまりナヴァーンシャ。ナバムシャとも言う。
心の深いところを示しているから、必ず見ないといけないものです。

だから、インド占星術では、
子供運を見るときは、ラーシと、ナヴァーンシャと、サプターンシャを見ます。
両親運を見るときは、ラーシと、ナヴァーンシャと、ドゥヴァダシャーンシャを見ます。
仕事運を見るときは、ラーシと、ナヴァーンシャと、ダシャーンシャを見ます。

ラーシで見えたことを、ナヴァーンシャで確認して、もう一つの分割図で確信する・・・
こんなふうに、分割図を使います。


例外もあるよ。
分割図だけで読み取れることも、あるみたいです。
分割図を使わなくて、ラーシだけで読み取れることも、あります。
けど、ラーシ＆分割図が、高度な鑑定になる。これは間違いないはずです。

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他の人で、２室に木星がある人をチェックしてみました。
ベジタリアンが目立つ、ってわけでもなかったけど
健康な食生活に気を使ってる人が多い気がする。
たくさん食べる人、ベジタリアンな人、サプリメントにこだわってる人、健康食品嗜好、
職場でひとりだけタバコを吸わない土方のおっさん、などなど。

マハリシ・ジョーティシュに
木星２室は、美しい体と長寿って書いてあったけど、食生活のおかげかもね。

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一番アシュタカヴァルガの低いのが、７室の人。これ、１２人に一人の確率です。
この場合、パートナー運が下がるのか、パートナーにうまく合わせられない性格になるのか、
夫婦仲が悪くなりがち、になるみたいです。
ただし、全員がパートナー運が悪くなるわけでもない。
例外も、ときどき見られます。
だから、７室だけでは判断しきれないところがある。

けど、７室と１室、両方ともアシュタカヴァルガが低いって人は
夫婦の絆を守るために何かを犠牲にする、って思いが薄いのかな、
なんか、夫婦関係でうまくいってない人が多い。

逆に、１室の７室のアシュタカヴァルガがどっちも３０点を超えていると、
結婚して夫婦関係を保つためにすごく努力する人か、
人間関係全般を大切にするあまり、結婚しなくなるか、
どっちかのパターンになってるような気がする。

ここでいちごさんから質問。

>うお座だと７室がバダカなので、対人関係に潜在的な障害が
あるということでしょうか？
>もしもラグナが蟹座だと、１１室目の牡牛座がバダカなので、
友人関係に障害が起こる可能性もあるのでしょうか？

たけさきさんのホームページの定義によると、バダカで傷つくのは
　・支配星
　・在住する惑星
　・この２つと絡む惑星
だけで、ハウスそのものが傷つくとは書かれていません。
だから、７室の象意である対人関係や、１１室の象意である友人関係が
傷つくという意味ではないらしい。


正直に言います。
うちゃはバダカをあんまり重視していないので、
ほとんど使ってないし
研究不足だから、偉そうなこと何も言えませんです、はい。

ヒンディー語をローマ字表記すると、
navamsa
です。

「na」は世界共通なので、ぜんぜん問題なし、だよナ？

「va」は、「ヴァ」と読む人と、「バ」と読む人がいる。
昭和中期までは「バ」が主流だったとか。
「バ」と読むあなた、歳がばれますよ。

最初の「a」は短母音の「ア」、次の「a」は長母音の「アー」だから、
「ナ・ヴァー」になるらしい。
短母音と長母音なんて、外国人から見たら一緒に見えるけど
おかみさんと狼さんみたいな違いがあります。

「m」は、「ム」なんだけど、「ン」と読むこともできる。
群馬県を「Gumma Prefecture」と表記するみたいな感じよね。
うちゃ的には「ム」がしっくりくるんだけど、
ラオ先生の本では「ン」になってるから、一応私も「ン」って書くことにしてます。
「ム」を意識しすぎちゃうと、日本人だとnavaamushaみたいになっちゃうからだと思う。

「sa」は、インド人が「シャ」と発音してるから、「シャ」なのでしょう。
アルファベットは必ずしもローマ字読みするとは限らないわけで、
たとえば「ＣＨ」。
「ＢＵＣＨ」は、ドイツ語なら「バッハ」、英語的には「ブッチュ」、フランス語的には「ブシュ」と読めちゃいます。
だから「sa」をシャと読むのもアリなのでしょう。

よって私は、ナバムサをナヴァーンシャと書く、ナヴァーンシャと呼ぶ。
そう、それが、俺の魂の叫び、神への祈り　　　　　　　ヾ(￣o￣;) んなわけない。

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